パバロッティやマリア・カラスが、喉の状態に、気を配り、気を使っていたいう。
おこがましいが、それを知って、ちょっと嬉しかった。
一年365日のうち、喉の調子を気にしないで、本番や、練習に臨めるのはいったい何日くらい
だろう。
月曜日、練習前は、なんともなかった。
1時間の練習後、声のかすれを感じる。2時間の練習メニューを終えて、声のかすれが、残っていた。
火曜日、今日は練習がないので、喉を休めることに専念する。
職場で声を出したら、ハスキーボイスに。
ヴォイスケアのど飴を一粒。
水曜日、今日は練習があるので、朝からヴォイスケアのど飴を2,3回とる。
かすれは治まっていた。2時間の練習は、快調だった。
木曜日、練習なし日。
昨日の練習の録音を聞きながら、自己診断、パート診断、団内診断を行いつつ、
大まかなチェックをする。
金曜日、明日の練習に備えて、練習中の曲を通勤時に流し聞く。
喉の調子は普通。
土曜日、今日は練習日。
発声練習から始まって、おさらいをする。
喉の調子は快調のはずだったが、少しかすれ始まる。
のど飴、帰宅後のうがい。
(職場での水分補給は500mlが少し残ることも)練習時は500mlがたいてい一本なくなる。
日曜日。たまに本番がある。喉の調子を上手に、コントロールできた時は、嬉しい。
精一杯、舞台に臨む。
問題が残った時は、カバーしつつ、合唱のよさを生かしてこなす。
一週間単位で、喉の調子が落ちないように、落ちても少しのことにすむように、
練習でも、喉の調子と相談しながらになる。
調子が悪くなると、一日の中でも悪くなる。
調子がいいなあと思った翌日がいきなりハスキーになっていたり、「PP」が出せなかったり。
喉が乾燥すると、調子が悪くなりやすい気がして、冬場はマスク。
水分補給、等に気をつける。
乾燥してくると、建物に入った時、電車に乗った時に、喉がイガイガしてくる。
以前は、咳をしてると声が擦れてきた。
なので、咳がでそうになると、のど飴やハンカチ、あるいは、唾の出番を意識的に作って
対応した。
最近は、すぐ、のど飴に頼ることにしている。
夏場は、意識をあまりせずに過ごしてきていたが、盛夏の2か月くらいしかない。
あとは、もう日々、喉の調子にぴりぴりしながらの毎日。
以前は、声が擦れてくると、声の出し方が悪いのかと思った。
最近でも、そういう日もあるかもしれないが大よそは、空気の具合のよう。
偉大な先人も調子の悪い時があったというのに、救われる思いになってしまうのは、と後ろめたい
気がないではない。
ヴォイストレーナーさんは、薬を飲むとか、喉を冷やさないとかのアドバイスをくれたが、気配りが必要なのは、卑下する必要はないかと、思えて俄かにほっとする。
まだまだ、現役を目指して、精進しながら、頑張ろう。
次の本番は、8月25日。