横断中の旗を出しているのに、歩行者が事故に会ったそうな。
最初に、頭に浮かんだのは、
旗を出すタイミングは?ということだった。
青信号が赤信号に変わる時、すぐには、変わらない。
点滅するか、黄色に変わってそれから赤になる。
車は、すぐに止まれないからだ。
横断歩道を渡る時、歩道側の信号が変わるか変わらないかで、飛び出す人をたまに見かける。
信号が青に変わっても、「右見て、左見て、もう一度右を見て」なんていうのは、小学生くらい。
昔は、そういう風に言われていた記憶があるが、最近は信号が変わる前から一人くらいは、飛び出す。
渡り終えるまで、速度は同じ。
後から渡り始めても、途中で追い越してしまうこともある。
そういう少し急いで出る人がずっと、急いでいるわけではない。
初めの一歩が早いだけという人は結構よく見かける。
つられてわたり始めそうになって、赤信号に、あわてさせられる人も時折目撃する。
歩行者は、青なら安全と思っているのだと、勘違いしている人が10人に1人くらいいるかも。
横断中の旗を出しても、すぐわたり始めるのは危ないというのは、長いこと、横断している身としては、
身に沁みこませている者としては、旗のタイミングを、まず疑ってしまう。
小学生くらいは、旗が出ると、猫のようにダッシュするのをよく目にするからだ。
大人でも信号が変わった瞬間、時には、変わりそうというタイミングで出てくる人も。
車の近付き具合と、ダッシュのタイミングを考慮しないと、こうした事故は起きてしまう。
運転手が、黄色信号で、すぐ徐行するか、停止を考えるかは、車の鼻づらでわかることもあるが、
たまに、動くのか、止まるのかわからない運転手もいる。
そういう時は、安全を考慮しないといけない。
旗を振ってくれる交通整理員は、ほとんどボランティア。
振るタイミングを見ていると、車の接近は考慮するが、止まったことを確認している人はほとんど見ない。
車は車道を走る物。
けれど、時折歩道に飛んでくることもある。
旗を出せば、止まってくれると思うのは、最近では無理だと認識したほうがよろしいようで。