食通という言葉がある。
衣食住ともいわれるくらいだし、食は、生き物にとって、不可欠なくらい重要なものでもある。
何事につけてもそうであろうが、「食」といっても、関わる側にとっての、ウエイトや、考えは
様々。
生きるために、ただ「食べる」
喜んでもらえることを喜びとして、「提供する」
素材を工夫して調理法を「考える」
食材として「生産する」
材料を「製造する」
「輸送する」「販売する」
一つだけに関わる人。半分以上に関わる人。
すべてに、関わる人もいるかもしれない。
個人的には、「腹八分目」を心がけ。淡白なものを好み。
質素な食を、目指している。
「大食い選手権」は好んで視聴する。
食べ方のきれいな人を応援しながら、自分には、不可能な
食べっぷりを羨ましく思いつつ、食べたつもりを、味わうことがある。
江戸歌舞伎役者の<食乱>日記
赤坂治績
新潮社