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NHKが兵庫県警記者クラブから“追放”された!知床遊覧船遺族と加盟他社を激怒させた理由とは

2022-05-31 08:40:41 | ニュース
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/nation/dailyshincho-861753.html   NHKが兵庫県警記者クラブから“追放”された! 知床遊覧船遺族と加盟他社を激怒させた理由とは
2022/05/30 16:43

(デイリー新潮)
 前代未聞である。公官庁に設置された記者クラブで、ある社の報道姿勢やその後の対応をめぐり、他の加盟社が激怒。「出ていけ」と追放したのだ。ブースの使用を禁じられ、鍵の返却まで求められた社は、なんと公共放送のNHK。特ダネを報じたいがためにクラブの取り決めを破ったばかりか、“遺族心情”まで踏みにじったというのだ。
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「荷物をまとめて出ていけ」
 NHKに“追放処分”を下したのは、兵庫県警記者クラブ。5月27日に総会を開き、除名処分とした。処分理由は、「幹事社業務を怠り、遺族と報道機関との信頼を損ねた」。加えて、「説明責任を尽くさず、クラブの品位を傷つけた」ともある。今後、クラブが主催・共催のレクや記者会見への出席を認めず、クラブ内のブース使用も禁止。30日午前中までに荷物をまとめて鍵を返却するよう求められ、すでにブースはもぬけの殻となっているという。
「発表日時に縛りがかかった情報を先んじて報じてしまった社に、『出入り禁止処分』が下されることはたまにあるが、『除名処分』は聞いたことがない」(某社社会部デスク)
 確かに、各報道機関によって自由に行われるべき報道について、他社がここまで物言いをつけるのは滅多にないことだ。いったい何があったのか――。
メディアスクラムを避けるため
 問題となったのは、知床遊覧船の事故をめぐるNHKの報道である。なぜ北海道の事故について兵庫県なのかというと、遺族であるAさんが兵庫県在住だったためである。
 同事故をめぐっては、加熱する報道に対して遺族側から苦情が入っていた。4月28日、札幌の報道各社で構成される「十日会」は、メディアスクラムを避けるため話し合いを持った。そこで「被害者家族や関係者の心情にかんがみ、例えば、代表者が取材を申し入れたり、各社の質問をとりまとめて代表取材したりするなど、各社で協力して、節度ある取材を進める」と申し合わせていた。
 兵庫県警記者クラブでも同様の話し合いが持たれ、5月2日にAさんに対する代表取材を行った。取材したのは、幹事社だったNHKなど3社。
 問題はその直後に、札幌支局に所属するNHKのB記者が、別途Aさんに取材した際に起きた。B記者はAさんと面識はなかったという。そもそもメディアスクラムを避けるために代表取材を行ったというのに、すぐさま個別取材をかけてくるNHKの取材姿勢に問題を感じるが、そこは一旦置いて話を進める。
遺族がクレーム
 個別取材の際、Aさんは遺族向け説明会などで得た情報を資料とともにB記者に託した。その際に「これは全社で共有してください」と伝えたとされる。だが、NHKは5月5日、その資料をもとに「KAZU I」は以前から不適切な運航をしていたという独自ネタを出すのである。

以下略------------------------------------------------------------------------------------------- 


「止まれ」ではなく「トマト」の表示が道路に…“事故につながる危険も”広島市

2022-05-31 07:25:15 | ニュース
「止まれ」ではなく「トマト」の表示が道路に…“事故につながる危険も” 広島市
2022/05/30 21:54

広島市内の道路の交差点で、一時停止を求めるために路上に書かれていたのは、「トマレ」ではなく「トマト」の文字でした。広島市南区役所によると、何者かが「レ」を「ト」に変えてしまったとのことです。
   ◇
現場となった、広島市にある交差点の道路には「トマト」と書かれています。一般的に、一時停止を求める表示は、漢字とひらがなで「止まれ」のはずですが、書かれていたのは、カタカナの「トマト」でした。
毎日通る子どもたちも、これを不思議に思っていました。

――最初は「トマレ」だったの?
小学生
「うん確か。毎日この道通ってたら、すぐにこう『トマト』となってたというわけ。ママに『ここトマトになってる』って言って大笑いしたから」
広島市南区役所によると、この道は23日、アスファルトの舗装工事が完了しました。ただ、正式に表示を書くまでの間は、テープで仮の表示をしていて、「トマレ」と貼ってありました。しかしその後、何者かが「レ」を「ト」に変えてしまったようです。

区の担当者がテープを貼り直し、現在は正しく「トマレ」に戻っていますが、区役所は「事故につながる危険があるので、いたずらはしないでほしい」と呼びかけています。近く、正式に工事を行い、漢字とひらがなの「止まれ」に変更するということです。


災害時トイレ「不足」39%自治体の備えに限界

2022-05-30 11:35:49 | ニュース
災害時トイレ「不足」39% 自治体の備えに限界
2022/05/29 21:02

(共同通信)
 大規模災害時に使えるトイレについて、道府県庁所在地の市と政令指定都市計51市の39%にあたる20市が「不足する恐れがある」と考えていることが29日、各市への調査で分かった。避難者数が膨大で、自治体の備蓄分だけでは対応に限界がある現状が浮かんだ。「足りる見込みだ」という21市(41%)の中でも、家庭などで災害用トイレの備えを促す自治体は多い。

 過去の災害では、断水などで多くのトイレが使えなくなった。不衛生なトイレに行かないよう、水分を控えて体調を崩す人も後を絶たず、国が備えを呼びかけている。
 調査は4〜5月に実施した。


三菱UFJ銀、窓口やATMの「手のひら認証」来春にも廃止…利用者減少で

2022-05-30 08:13:57 | ニュース
三菱UFJ銀、窓口やATMの「手のひら認証」来春にも廃止…利用者減少で
2022/05/30 06:30

(読売新聞)
 三菱UFJ銀行は、来春にも店舗の窓口や現金自動預け払い機(ATM)で、手のひら静脈を使った本人確認を廃止する方針を固めた。本人を認証する次世代の技術として2004年に導入したが、インターネットバンキングの普及で、利用者が減っているためだ。

 手のひら静脈認証は、静脈のデータを登録した情報と照合して本人を確認する。暗証番号や指紋の認証に比べて精度が高い。利用者を特定できるので、三菱UFJ銀の場合、手のひら認証の利用者に対しては、預金の引き出し上限を通常の5倍にあたる1日1000万円にしてきた。

 最近は、スマートフォンの普及や通信環境の改善で、ネットバンキングが浸透している。手のひら認証の登録者は約26万人と、ピークの07年に比べて3分の1程度に減少した。銀行にとっては、静脈の登録や管理といった事務作業や、約6000台のATMに付属する専用装置の維持が負担になっていた。

 メガバンク各社は、ATMの統廃合といった合理化を進めている。キャッシュカードの偽造防止対策も技術が高度化しており、「手のひら静脈を使った高度な認証の必要性も薄れた」(幹部)と判断した。


大瀬崎でダイビング中の男性がおぼれ救急搬送静岡・沼津市

2022-05-29 18:58:14 | ニュース
大瀬崎でダイビング中の男性がおぼれ救急搬送 静岡・沼津市
2022/05/29 16:30

(テレビ静岡ニュース)
29日午後3時過ぎ、静岡県沼津市大瀬崎で「40代〜50代の男性がダイビング中に溺れたようだ」と、近くにいた人から消防に通報がありました。

男性は、駆け付けた救急隊によって病院に搬送されています。

詳しい容体はわかっていませんが、消防によりますと意識はあるということです。

男性は、知人など数人と一緒に海に潜っていたとみられ、警察が当時の海の状況や溺れた原因を調べています。



「朝から根掘り葉掘り」シビアな税務調査の実態“へそくり”もアウト、暦年贈与も注意が必要

2022-05-29 13:59:01 | ニュース
「朝から根掘り葉掘り」シビアな税務調査の実態 “へそくり”もアウト、暦年贈与も注意が必要
2022/05/29 07:15

(マネーポストWEB)
「税務署を甘く見てはいけません。『申告が面倒だから』などと相続財産を隠したりするのは絶対にやめたほうがいい。税務署に対する隠蔽や故意の仮装には、重加算税が課されてしまいますから」

 そう指摘するのは、相続税専門の税理士・岡野雄志氏。相続税の税務調査は所得税・法人税の調査よりもかなりの高率で実施されるという。

 税務調査官による調査はどんな流れで行なわれるのか。埼玉県在住のAさんが明かす。
「朝10時頃からベテラン風と若い職員の2人が自宅に来て雑談したあと、故人の死亡時の状況、生前の職業、預貯金や有価証券、趣味に至るまで根掘り葉掘り聞かれました。

 昼休憩を挟んで午後は故人の通帳や保険証券などをハンディコピー機で写し、故人の印鑑に朱肉をつけずに空押ししたりして、最近使った形跡がないかまで確かめられました。最後、『調書』にサインを求められました」

 調査の結果、故意に相続財産を隠していたことが判明した場合、最大40%の“罰則”が課される。

「重加算税は増えた相続税本税に対して、過少申告なら35%、無申告なら40%の高額な課税が賦課されます。税務調査時に即答できないことは『あとで調べます』と答え、決して嘘をついてはいけません」(岡野氏)

 こんな例もある。都内に住むBさんは、生前に親が土地を売却して得た4000万円のうち、3000万円を相続財産に含め、1000万円は貸金庫に隠していた。ところが調査でこれがバレてしまい、1000万円に対する追徴課税15%と重加算税35%、延滞税を合わせて約206万円を払うことになったという。

 さらに、「正当な贈与」と思っていたものが税務調査で指摘されることも。“落とし穴”になりやすいのが、「年間110万円以下」なら無税で子供や孫に財産が移転できる「暦年贈与」の制度だ。

「贈与分は相続に関係ないと思い込んでいる人が多いですが、相続には『3年以内の贈与加算』という制度があり、亡くなる3年前までの贈与は“直前の相続税逃れは無効”として相続税の対象になります。税理士なら知っているはずですが、相続人に確認していない場合が多いようです」(同前)

 さらに勘違いしやすいのが「へそくり」だ。
「税務調査で多額の現金が見つかり、それを専業主婦である妻が『へそくりです』と言ったらアウト。妻が生活費をやり繰りして貯めたお金でも、故人の財産に含めなければいけません。口座から頻繁に引き出していた記録などがあると、へそくりの存在が疑われることが多いようです」(岡野氏)

 丸裸にされるのは現預金だけではない。実家の相続にあたり土地の評価額が最大8割減となる「小規模宅地等の特例」を利用しようと住民票を慌てて実家に移すケースがあるが、「税務調査では相続人の生活拠点がどこか確かめられるうえ、水道光熱費のメーターまで調べられる。同居の実態がないことはすぐにバレます」(岡野氏)という。

 申告時点で漏れなく済ませるのが理想だが、予期せぬ調査の連絡が入ったらどう対応するべきか。

「相続税専門の税理士に改めて相談するのがいいでしょう。調査前に申告済み相続税の見直しや調査の事前準備、質疑応答のリハーサルなどをしてもらえます」(同前)

 こうした事態に陥らないように、適切な相続を進めなくてはならない。
※週刊ポスト2022年6月3日号


TBS「報道特集」、番組内容を一部訂正原発事故報道

2022-05-29 07:06:47 | ニュース
TBS「報道特集」、番組内容を一部訂正 原発事故報道
2022/05/28 21:11
TBS局舎
(スポーツ報知)
 TBSは28日放送の「報道特集」の番組内で、21日に放送した東京電力福島第1原発事故に関する番組内容の一部を訂正した。

 「原発事故と甲状腺がん」とする特集で、放射線被ばくの影響で甲状腺がんになったと訴える原告団などを取り上げた。番組では、福島県内で甲状腺がんが増えた原因として「県は過剰診断と主張」と伝えたが、この日、「正確には、専門家委員会で過剰診断の可能性を指摘されたというもので、県は議論を継続しているとしています。訂正いたします」と修正した。

 原発事故を巡っては被ばくにより、甲状腺がんになったとして2011年の事故当時、福島県内に住んでいた男女6人が東電ホールディングスに計6億1600万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴している。県の専門委員会などは被ばくとの因果関係について否定的な見解を示している。


知床 観光船沈没 業務上過失致死容疑で船体押収し現場検証へ

2022-05-28 14:37:18 | ニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220528/k10013647271000.html    知床 観光船沈没 業務上過失致死容疑で船体押収し現場検証へ
2022年5月28日 11時54分 知床観光船沈没

北海道・知床半島沖で沈没し、27日網走港に運ばれた観光船について、海上保安庁が事故の重大性を踏まえ、業務上過失致死の疑いで船体を押収する手続きをとったことが関係者への取材で分かりました。28日午後にも、運航会社の社長を立ち会わせて現場検証を行うとともに、船体の損傷の状況などを確認することにしています。

知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没した事故で、作業船の上に引き揚げられた船体は、27日網走港に運ばれました。

海上保安庁は船内の水抜きを行ったうえで行方不明者が残されていないか捜索することにしていますが、業務上過失致死の疑いで令状を取り、船体を押収する手続きをとったことが関係者への取材で分かりました。

通常、船の事故の捜査は船体の押収はせずに現場で調べたうえで所有者に返却するなどしていますが、今回は事故の重大性や原因究明に時間がかかることから押収する判断をしたということです。そのうえで、28日午後にも船体が作業船の上にある状態のまま、運航会社の社長を立ち会わせて現場検証を行うということです。

船内に残された計器類や損傷の状況を確認するなどし、陸揚げしたあとは別の場所に船体を移してさらに詳細な調査を行うことにしています。

素潜り漁中に溺れたか水深20メートルの海底に男性、死亡

2022-05-28 14:06:09 | ニュース
素潜り漁中に溺れたか 水深20メートルの海底に男性、死亡
2022/05/28 10:10

(南日本新聞)
 27日午前9時15分ごろ、知名町瀬利覚沖約700メートルの海底で、同町竿津の男性(22)があおむけに沈んでいるのが見つかり、間もなく死亡が確認された。死因は溺死。

 奄美海上保安部によると、発見現場は水深20メートル。男性はウエットスーツとフィン、水中マスクを着けていた。現場の状況から、素潜り漁をしていたとみられる。

 26日夜、男性が定時を過ぎても出勤しなかったため、勤務先から漁協を通じ通報があった。町民体育館前に男性の車があり、役場、ダイバーらと周辺を捜索していた。


引き揚げ後の船内捜索=不明者手掛かり探る―知床沈没事故・海保

2022-05-28 13:36:16 | ニュース
引き揚げ後の船内捜索=不明者手掛かり探る―知床沈没事故・海保
2022/05/28 12:53

(時事通信)
 北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)などは28日、海底から引き揚げ、作業台船に載せたカズワンの船内捜索を行った。事故ではなお12人が行方不明となっており、船内を詳細に調べ、手掛かりを探る。

 カズワンを載せた作業台船「海進」は27日午後、網走港(網走市)に到着。港に停泊した状態で、陸揚げに向けカズワン船体の水抜き作業をしている。同本部は船内捜索で行方不明者の発見につながる手掛かりがないか確認した上で、事故原因の究明に向けた捜査を本格化させる。


監督と学生の証言に“食い違い”も…大学の野球部員が練習中に倒れ翌日死亡病院の到着時刻に2…

2022-05-27 07:02:17 | ニュース
監督と学生の証言に“食い違い”も…大学の野球部員が練習中に倒れ翌日死亡 病院の到着時刻に20分の差
2022/05/26 21:14

(東海テレビ)
 岐阜県大垣市の岐阜協立大学で、硬式野球部の男子部員がランニング中に倒れ、翌日に死亡しました。大学側は救急車を呼ばず、車で病院に搬送していました。  大垣市にある岐阜協立大学。

 5月14日、この大学のグラウンドで、硬式野球部の4年生の男子部員(22)が倒れ、意識を失いました。

(リポート) 「ランニングをしていた22歳の男子部員は1時間近く走ったところで、こちらの1塁ベースのあたりで突然倒れ、意識を失ったということです」  午前10時ごろ、野球部のコーチがおよそ30人の部員にランニングを指示。1時間近く走った午前11時ごろに男子部員は倒れ、会話ができないなど重い熱中症のような症状があったといいます。  しかし監督らは救急車を呼ばず、男子部員を車に乗せて病院へ。

 男子部員はその翌日に死亡しました。  救急車を呼ばなかった判断について、26日に会見を開いた竹内治彦学長は…。 岐阜協立大学の竹内学長: 「この認識については間違っていたと私は考えています」

 会見では、“証言の食い違い”が明らかになりました。 竹内学長: 「(監督から)報告を受けていた内容と、学生たちの言っている内容がどうも違うようだと。時間のところ、一番気になるのは搬送の判断のところ」  搬送にかかった時間などについて、監督と部員で証言が食い違っていたといいます。

 監督の報告では病院に到着した時間は、男子部員が倒れてからおよそ40分後の午前11時40分ごろ。しかし、学生は「12時ごろだった」証言していて、20分の差があるといいます。

 男子部員はなぜ死亡したのか。死因について大学は…。 竹内学長: 「死因について診断は出ているということです。診断は出ていますけれども、それについて私どもとして公表する立場にない」

 大学は監督とコーチを自宅待機としていて、今後、第三者による調査委員会を設置し、当時の判断が適切だったかどうかなどについて調査するとしています。


「『救急車』という声上がったが…」岐阜協立大学 野球部員死亡で学長会見 死因は明らかにされず 第三者委員会設置へ

2022-05-26 21:16:03 | ニュース
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/55358?display=1           「『救急車』という声上がったが…」岐阜協立大学 野球部員死亡で学長会見 死因は明らかにされず 第三者委員会設置へ
CBCテレビ
2022年5月26日(木) 17:57
会話ができないほどの重い熱中症の症状

岐阜県大垣市の岐阜協立大学 硬式野球部で、練習中に4年生の男子部員が倒れ、翌日死亡していたことがわかりました。

部員が倒れたとき、監督は救急車を呼んでおらず、大学は第三者委員会を設置して、当時の対応などに問題がなかったか調べる方針です。

(荒川 栞記者)
「このグラウンドを1時間近く走ったのち、男子部員は、1塁ベース付近で倒れたと言うことです」

岐阜協立大学によりますと、5月14日、硬式野球部員およそ30人が、コーチからの指示でランニングをしていたところ、およそ1時間後に4年生の男子部員(22)が倒れました。

倒れた部員は当時、会話ができないほど重い熱中症の症状があったということです。

このランニングについてコーチは、「学生たちと話し合いをして、今の時期に初心に帰って走り込みをしようとランニングをした」と報告しましたが、以前、野球部長だった学長は…。

(岐阜協立大学 竹内治彦学長)
「野球部では頻繁に『走ろうか』となる。“罰”という断定的なことはいえないが、ある種、そういう文化があったのかなと」

また、部員が倒れた時、臼井洋介監督は救急車を要請せず、倒れてからおよそ30分後に、部の車で部員を病院に運んだということです。

その後部員は、入院のために行ったPCR検査で、新型コロナの感染が判明。治療を受けましたが翌日、死亡しました。死因は明らかにされていません。

(岐阜協立大学 竹内治彦学長)
「『救急車』という声が上がったが、部車で病院に運ぼうと言うことになった。その認識は間違っていた」

臼井監督らから報告を受けた大学は、監督とランニングを指示したコーチを自宅待機にしました。

また、野球部員からの聞き取り調査はしておらず、今後、第三者委員会を設置し、当時の対応や経緯を調査する方針です。