「身体に良い」とか「ダイエットに効く」というと、飛びつく人が多い。
健康補助食品は、どのくらいの市場だかは知らないけれど、こうした
傾向は、日本に限らないらしい。
補助にたよるのは、いいと思うが、行き過ぎる行為。極端に走る人がいることに
いつも、気が落ち込む。
随分以前の「あさりちゃん」というコミックを思い出した。
ある日、主人公の「あさり」ちゃんが骨折をした。
医者にカルシウムをと聞かされた母親がせっせとカルシウムの食品をおかずに
並べた。
やがて、あさりちゃんの骨折は、回復。ところが顔に異常が発生。
あさりちゃんの顔を見た医者は、「野菜を」と助言。
その日から、あさりちゃんの食事は、異常なほどの野菜の山。
あさりちゃんのげんなりした顔のアップを見て、「やれやれ」と思うとともに同情した。
かつて、「紅茶きのこ」「ココア」「チョコレート」「納豆」「バナナ」等々。
色々な食品が、店先から、消え。「入荷待ち」や「一人様お一つ」との張り紙が。
地震後には、トイレットペーパーや、豆腐が店頭から消え、電池やパンは買える数が
制限された。
こうした消費者心理は、売る側にとっては戦略に使えるものになる。
購買をあおるのは、利益の追求側にとっては、必要なことなのは理解する。
しかしながら、行き過ぎた行為は、謹んで欲しいと思う。
消費者が誤解を招かないようにすることは、モラルでは。
以前、問題に取り上げたことのある某食品会社のCMが、内容を多少変更して提供
されていた。
新しい、CMも、問題は解決されていないような気がする。
皆さんは、どう思われます?↓
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