ラルくん 35

2022-01-21 11:15:17 | 日記
エチュードの共演がきっかけなのか、それから、ラルくんとY子が急接近。

見るからに仲がいい。

「付き合ってるの?」

なんて冗談を言う仲間がいても二人は否定をしない。

なんと、S子とL子は、何となく気持ちが覚めてしまったのか、ラルくん大好きモードは発っさなくなった。

しかし、M子は違う。

ラルくん大好きモードは発してはいないが、明らかにテンションが下がっている。

マイナスオーラを発し続けるM子には、恐さを感じる…💦



そして、ある時、仲間同士で飲み会をしている時のこと。

ラルくんが小声でつぶやいた。

「オレ。ストーカーに遭ってる気がする」

と。。。



ラルくん 34

2022-01-20 09:53:29 | 日記
そして、問題のM子の番。

もちろん、相手役の『C』は、ラルくんを指名。

そして、Y子が『B』を演じます。

このチームは、意外に空気の作り方が上手で、

"気まずい雰囲気"も、よく表現されていました。

ところが、Y子は、こんな経験があるのか💦
と、思うほど一段と上手い。

ラルくんも、Y子のエネルギーに巻き込まれたのか、ハイテンションだ。

そのせいで、途中からM子のテンションが落ち始めた。

ラストに向けて上がる一方のY子とラルくんのテンション。

そして、抱きしめ合う…。

あれ?実は『C』が好きだったのは、『A』ではなくて、『B』だったのかしら?…というシチュエーションに見える。

案の定、指導者からは、ソレを指摘された。

「良かった!特にY子が絡んでからのラルくんとのやり取りは引き込まれた。Aの目線で見ていたのに、Bが現れたら、急にB目線に引き込まれてしまって…。本当はCは、Bが好きだったのかな?…という感じに見えた」

M子にとっては、かなり厳しい評価だったけど、おそらくY子は、純粋に良い芝居をしたかっただけなんだろうなぁ…と、思えた。



ラルくん 33

2022-01-19 10:48:35 | 日記
まずは、S子とL子のエチュード。

相手役は?

…というと、当然ラルくん。

セリフは覚えてきたようだけど、緊張なのかS子は芝居を止める。

L子は嬉しそうにとうとうと演じる。

問題点は、S子とL子の間に緊張感が感じられないこと。

"今"彼女と、"元"彼女なので、何かしらの気まずい空気が流れてもいい雰囲気なのに、仲良しモードが見える。

また、それもあってか、現恋人の二人をエレベーターで見掛けた瞬間のL子の気まずさは、特に"見もの"なのだが、それが全く無い…。

言葉を発することなく、どこまで態度で空気で関係性を表すかが難しいんですね。

指導者からは、たくさんのダメ出しを貰って、S子とL子は終了。

ラルくん 32

2022-01-18 10:18:16 | 日記
このエチュードの見せ所は。。。

AとCは交際しているらしいが、秘密の恋愛らしい…。
  
BとCも元お付き合いしていた…という事。
Aはそれを知っている。

気まずいエレベーターの中での意味ありげなやり取り。



普通に明るい恋愛関係ではないので、表現力が必要かも知れません。


苦労して(?)Aを演じる権利を手に入れたM子は、少し複雑な表情をしていました。

…というのも、AとCは恋人同士と判断して頑張ってAを手に入れたが、台本を読むと、BとCは元恋人同士…という展開で、むしろAよりBの方がCと密接だ。

ちょっと複雑な顔をしていた。





ラルくん 31

2022-01-17 05:47:04 | 日記
つづきです。。。

ピン~!(エレベーターが開く)

そこへ会社員B(女)がやってくる。

AとCは、離れる。

Bは少し躊躇しながら二人から離れてエレベーターに乗り込む。

そしてCをチラッと見るが、無視。


B 8階、お願い。

A あ、はい。(ボタンを押す)

その途端、ズシンとエレベーターが止まる。

A え?!

B あなた、どこを押したの?

A 8階ボタンです。

C 大丈夫、落ち着いて。(ボタン操作をしてみる)…あれ?故障かな?(『緊急ボタン』を押す)すみません、エレベーター止まりました。
   
「少しお待ち下さい。今確認します」

B 急いでいるのに!

A すみません。

C 謝ることないよ。君は悪くない。

     ~~~長いので略~~~

B 付き合ってるんですってね。ふたり。

C …うん。

B (Aに)…あなたは?知ってた?私たちのこと?

A はい。二人は、去年まで付き合ってたこと…知ってました。

ブゥン~エレベーターが動き出す。

C 動いた!

ピン~!

開いてもすぐに、降りないB。

B お幸せに。(強引にCを抱き締める)

C (抱き締める)あ、うん。いろいろありがとう。

B、Aをチラッと見て、颯爽と退場。

A、不機嫌にCを無視して退場。