みなさんこんにちは。
長くなるので二回に分けました。
ここからは住宅ローンの変動金利の今後の見通しを書いていきます。
あくまでも私個人の予想ですので「あぁ、はちはこんな予想をしているんだな…」というスタンスでお読みください。
金利は現状の0.4%前後から上がる可能性が高いです。
大きな理由が、米国の利上げです。
好調な経済指標や要人の発言から、米国が遅くとも16年初頭までに利上げすることは、ほぼ確実です。
投資家が低金利の日本国債を売って米国債にシフトすれば、それだけで金利上昇の圧力になります。
今は日銀が国債を大量に買い入れ、この圧力を抑えているが、これも弱まるでしょう。
なぜなら、日米の金利差を放置すれば、円を売って金利の高い米ドルに替える動きが加速し、長期的に極端な円安が生じかねないからです。
止めようのない円安を防ぐには、長期金利を上げて日米の金利差を縮めるしかないです。
といっても、金利は突然、急上昇するわけではありません。
まず、日銀の国債買い入れ額を減らそうという議論が関係者から出てくるのではないでしょうか。
これにより、市場参加者は将来の買い入れ減額を予想して行動するので、金利は緩やかに上がり始めます。
そして、来年以降のどこかのタイミングで、日銀は実際に国債買い入れの減額を始め、金利は本格的に上昇する。来
年にかけては、こんな動きになるのではないでしょうか。
ただ、金利が上がるといっても上限は見極めやすいです。
人口減少、労働力不足など日本経済のマクロの問題は変わっていません。
圧倒的な好景気が訪れるとも思えず、本質的には金利は上がりようがないです。
今の日本では「1.5%が一つの均衡点」となるでしょう。
住宅ローンはどうやら“最後の借り時”と考えていい状況です。
新規の借り入れのみならず、借り換えを検討している人にとってもラストチャンスです。
「フラット35」の借り入れが激増した07~08年は、金利が2%台後半から3%台後半でした。
今はこれが2%を切る水準です。金利差が1%以上なら、まず間違いなく借り換えを検討すべきです。
だが、金利上昇が見込まれるとはいえ、安易に固定金利を選ぶことはお勧めしません。これにも理由があります。
変動金利は、長期金利ではなく「短期金利」に連動して動きます。
短期金利の指標となるのは「無担保コール翌日物金利」です。
日銀のコントロール下にあり、ずっと低い水準に抑えられてきました。
そのため、今の金融制度が導入された96年以降、住宅ローンの変動金利は最大0.5%程度の幅でしか動いていません。
変動金利は実は、景気が過熱して日銀が金融引き締めに転じない限り、ほとんど変動しないのです。
もちろん長期的には、日本が空前の好景気に沸き、短期金利が急上昇する可能性がないとはいえません。
とはいえ、総返済額を少しでも減らしたい人が、変動金利を選んでもいい状況は変わっていないのです。
ここで先の銀行の話ですが、私は上記の理由から変動金利をおすすめすることがおおいのですが、窓口に行くと大概金利の上昇リスクで煽り固定金利を進めてきます。
実際住宅ローンを組んでいる方は固定金利の方が多いのですよね。
ご自分にあった商品はなんなのか、保険なども合わせて検討されることが大切です。
長くなるので二回に分けました。
ここからは住宅ローンの変動金利の今後の見通しを書いていきます。
あくまでも私個人の予想ですので「あぁ、はちはこんな予想をしているんだな…」というスタンスでお読みください。
金利は現状の0.4%前後から上がる可能性が高いです。
大きな理由が、米国の利上げです。
好調な経済指標や要人の発言から、米国が遅くとも16年初頭までに利上げすることは、ほぼ確実です。
投資家が低金利の日本国債を売って米国債にシフトすれば、それだけで金利上昇の圧力になります。
今は日銀が国債を大量に買い入れ、この圧力を抑えているが、これも弱まるでしょう。
なぜなら、日米の金利差を放置すれば、円を売って金利の高い米ドルに替える動きが加速し、長期的に極端な円安が生じかねないからです。
止めようのない円安を防ぐには、長期金利を上げて日米の金利差を縮めるしかないです。
といっても、金利は突然、急上昇するわけではありません。
まず、日銀の国債買い入れ額を減らそうという議論が関係者から出てくるのではないでしょうか。
これにより、市場参加者は将来の買い入れ減額を予想して行動するので、金利は緩やかに上がり始めます。
そして、来年以降のどこかのタイミングで、日銀は実際に国債買い入れの減額を始め、金利は本格的に上昇する。来
年にかけては、こんな動きになるのではないでしょうか。
ただ、金利が上がるといっても上限は見極めやすいです。
人口減少、労働力不足など日本経済のマクロの問題は変わっていません。
圧倒的な好景気が訪れるとも思えず、本質的には金利は上がりようがないです。
今の日本では「1.5%が一つの均衡点」となるでしょう。
住宅ローンはどうやら“最後の借り時”と考えていい状況です。
新規の借り入れのみならず、借り換えを検討している人にとってもラストチャンスです。
「フラット35」の借り入れが激増した07~08年は、金利が2%台後半から3%台後半でした。
今はこれが2%を切る水準です。金利差が1%以上なら、まず間違いなく借り換えを検討すべきです。
だが、金利上昇が見込まれるとはいえ、安易に固定金利を選ぶことはお勧めしません。これにも理由があります。
変動金利は、長期金利ではなく「短期金利」に連動して動きます。
短期金利の指標となるのは「無担保コール翌日物金利」です。
日銀のコントロール下にあり、ずっと低い水準に抑えられてきました。
そのため、今の金融制度が導入された96年以降、住宅ローンの変動金利は最大0.5%程度の幅でしか動いていません。
変動金利は実は、景気が過熱して日銀が金融引き締めに転じない限り、ほとんど変動しないのです。
もちろん長期的には、日本が空前の好景気に沸き、短期金利が急上昇する可能性がないとはいえません。
とはいえ、総返済額を少しでも減らしたい人が、変動金利を選んでもいい状況は変わっていないのです。
ここで先の銀行の話ですが、私は上記の理由から変動金利をおすすめすることがおおいのですが、窓口に行くと大概金利の上昇リスクで煽り固定金利を進めてきます。
実際住宅ローンを組んでいる方は固定金利の方が多いのですよね。
ご自分にあった商品はなんなのか、保険なども合わせて検討されることが大切です。