父は入院中だが、帰宅してからの自宅での今後を考える。
入院前よりも、さらに寒くなり、身体はますます不自由になって帰って来る。
24時間、介護にあたるのは同居する高齢の母。
娘である私も毎日通ってはいるが、別の仕事も持ち、24時間そばに居るというわけにはいかない。
病院では出された食事を三度三度きちんと食べているようだが、(監視の目もあるだろう)
帰って来てからはまた食べなくなるのではと危惧している。
自宅に風呂はなく、これまでは隣町の温泉へ半月に一度連れて行っていたが、
今後はそれもできない。介助ができないから。
何でもいい、何か。アイディアひとつでいい。道具ひとつでいい。
前へ進める手段はないか。
前向きになれる方法はないか。
今の、前詰まりの位置を打破できることはないか。
疲れ切ってしまった母と私の頭では、もう何も考えられない。
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役場福祉課の窓口へ相談に行った。
病院からも一報が入れてあり、すぐに話を聞いてもらうことができた。
3日午後、保健師が病院を訪れ、父の状態を確認調査に来ることになった。