がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

海外旅行 ~ ⑥ 山形県温海 あつみ温泉 街めぐり

2012年03月25日 21時52分42秒 | 仕事/作業

足湯カフェ。

玄関前に足湯を使わせてもらえるつくりになっている。 何人かが実際に使っていて気持ちよさそ~。 足湯はタダだそうだ。

 

 

中へ入ってみると、工芸品などがビッチリ飾られている中に、テーブルや小上がりが作られている。

なんか素敵な場所、見つけちゃったねぇ。 言いだしっぺなので責任あったけど、皆には顔が立ったわ~、よかった。

カフェというだけあって、料理屋ではないので、食べ物メニュー山ほどはなかった。

おもしろかったのは 「あたたかいメニュー」 → 「あっちぇな」 、 「冷たいメニュー」 → 「はっこいな」 という言葉。 へぇ、ここらの方言なんだ~。

 

メンバーは、ドリアかパスタ、私とI先生はそれほどお腹がすいていなかったのでコーヒーを注文。

食事が提供される間、店内を自由に見て回る。 いろいろな作品が展示され売られていた。 楽しいね、ここ。 失敗したのが、商品のアップばかり撮影して、店内の写真を撮ってなかった。

 

トイレへ行くまでの通路がガラス張りになっていて外を見ることが出来たんだけれど、面白いものを発見。

 

外の枝には、『ミノムシ』 がいくつかついていた。 遠軽近隣ではほとんど見る事が出来ない。

ところがさ。(笑)

 

黄色い矢印は、外の枝についている 普通のミノムシ。

ところが、緑の矢印の子は、何を勘違いしたのか、ガラス窓に張りついているのよ。(笑)

新種のミノムシちゃんかしらね。

 

 

 

さて、外へ出て、運転手Kご主人は、すぐ近くにある宿泊先へ車を回すことに。そして私たちはせっかくだからブラついてみようかと歩いて散策を始めた。

ここも山あいにぎゅうぎゅうに立てられた家の間を道路が走っている感じ。

手にしたパンフレットに「市場」の案内があり、おもしろそうだから行ってみようということになったのだが、該当場所にはそれらしきものはなく、『市場事務所』なるところに聞いてみようと訪ねて行った。

だが、ケンモホロロの対応で (どうも夏の間しかやってないらしい) 少々憤慨気味で隣の酒屋さんへ聞いてみようと入った。

すると、年のころ50半ばか威勢のよいおばちゃん(同じ年とは思いたくない(笑))が応対してくれ、町では「ひな人形」を見るスタンプラリーが開催されており、ピンクののぼりの立っている店を5件回ってスタンプを押してもらい、観光協会へ行くとくじ引きで景品があたる。

 

「せっかくだから景品もらっていきな!」

 

ひな人形を見ていきな、ではなく、景品もらっていきな。半ば強引にスタンプ台紙を一人一枚持たされた。

本末転倒で面白い。(笑)

そこで初めて今やっているスタンプラリーを知り、このあたりの「ひな祭り」が北海道より1か月遅い4月3日と知った。

 

1件目 酒屋さん。

ひな人形は100年ほど前のもの。

写真の飾りは妹さんが器用な人で皆、手造りだそうだ。素晴らしい。

せっかくなので、目についた地酒を1本購入。 もちろん私はお酒は飲まない。ビールは飲むけどね。

これは、運転手を務めてくれたKご主人にプレゼントするつもりで買った。

 

2件目。 お向かいにあった旅館。

昭和30年頃のもの。 飾られていたひな壇の一つに

ちりめんで作られた、これも手造りの品。 みんな「う~ん、すごい!」 と唸る。(笑)

そして玄関に飾られていたこのお二人。 かわいい!

若いご主人は結婚したばかり。 式の時に友人が作って贈ってくれたものだそうだ。

せっかくなので、ご本人をパチリ。

 

3件目。 こちらもお宿。

 

昭和20年頃。 こちらのお宿は、

宝暦っていつだ??

調べてみたら 1751年から1763年までの間。  250年以上前!! すご!!

 

3件目。 お菓子屋さん。

昭和一桁だそう。 80年以上前。 

ここで同僚、お土産お買い物。

 

このお店を出た所で、道路の向こう側を歩くM夫婦・K夫婦の4人組を発見。

走り寄って、スタンプラリーの話をし、たまたま最初の酒屋さんの近くだったので 「あそこで紙、もらったらいいですよ」と。(笑)

 

 

4件目。 「どこにする?」 と言いながら歩いているところへ、目の前の玄関から突然現れた女性。

ビックリした~。 で、ここが4件目となった料理屋さん。

 

「どうぞどうぞ」 と招き入れられ、入るなり目に飛び込んだのは天井までの大岩。 室内だよ?

「うわ! 立派な・・」

2階へあがり、そこがお店で、素敵なセンス。

そこにも大岩。

え・・もしかして・・

「はいそうです。裏山の岩をそのまま家の一部として取り込みました。 」

岩の表面にしみ出している水は、裏山から流れる石清水なのだそうだ。 すご~い。

明治初期のものだそう。

こちらでもう一つ目を引いたのが・・

新聞を勧めてくれるこちらのマスター。

紫のサングラスは後からつけくわえたものだろうけど、すっとぼけた表情と、まるで口紅を塗ったような色っぽい口元。

「おじさん、お化粧上手ですね・・」と突っ込みたくなる。

まだ他にも、壁一面に美しい緑の着物を貼ったり、直径1メートルを超す大皿を小上がりに飾っていたりと、見るもの見る物ビックリ続き。

これらを集めて飾る女将さんのセンスに脱帽。(笑)

 

5件目。

 

アジアアロワナが泳ぐ水槽を左に、

昭和40年頃のもの。

 

5つのスタンプを無事に集めて、通りにある観光協会へ行けと言われた。 

「日曜なのに、開いているんですか?」

「大丈夫。行ってごらん」

さっそく I先生・W女史・同僚・私の4人、観光協会探して歩き出した。

 

すぐに見つかり、入ると若いお姉さんが ガラガラを回してくださいという。

お一人様1回ずつ。 

くじ運悪い私は、

飴1個。(^_^;)

でもW女史が2等が当たって、お菓子を交換してきた。

そこでもガラスケース内にひな人形が飾ってあった。

 

 

 

さて、十分に楽しませてもらった後は、今日のお宿にチェックインしましょ。

あつみ温泉 たちばなや さん。

なんか 「由緒ある」 ~ って感じだよねぇ。


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