人間愛・真実・信頼・最高の品質と技術。
昔々、お世話になった会社の企業理念です。
わずか十数年で日本社会が変わってしまいましたね。
お世話になった会社も”人間愛”などふっ飛んでいます。
日本国から”人間愛”が消えてしまい、冷たい”自己責任社会・日本”になりました。
”人間愛” 企業哲学を諳んじています。(笑い)。
人間は夫々かけがえのない貴重な存在である
と云う認識の下に、相手の幸せを願い その喜びを我が喜びとする
奉仕の心を以って 何事も誠実に実践する事である。
企業は人の集団である。その中の個人夫々が人間愛を実践すれば、
苦楽を共にする運命共同体が形成されると共に労使の対立のない全員参加の
活力ある経営が実現し、企業発展の原動力となる。
また、協力工事店或いは取引先との間に人間愛があれば、
温かい共存共栄の実が結び、企業基盤の充実がもたらせれるであろう。
・・・・・以下省略・・・・。
『わが社は運命共同体だ』。
『私がたまたま社長をやっているに過ぎない、君達一人ひとりが社長だ』。
と云っていた社長が亡くなり、会社からも”人間愛”が消えました。
人間愛どころか、個人に責任を押し付ける冷たい自己責任社会ですよ。
税金を使おうと、産業革新投資機構 (JIC) の社長が1億円以上もらってどこが悪い、
1億円もらえないなら役員全員やめるぞ~! 捨てセリフで辞任です。(大笑い)。
ゴーン元会長は年収20億円、現場の派遣社員は年収200万円前後、
出稼ぎ外国人労働者を技能実習生と呼び、低賃金で働かせる、
”人間愛”のカケラもありません。
フランスでは暴動、日本は karousi (世界共通語)です。
身体を壊し、死ぬまで働いて自己責任です。
zikosekinin も世界共通語になるかもです。
企業は人の集団である。企業は人なり。それが今は、
企業はエリート(権力者)と使い捨て労働者の集団である、に変わりました。
人手不足だそうですが、ハローワークは求職者で一杯です。
権力と情実は最も忌むべきである。
和田くんは、ここが分からなかったなぁ!!
イエスマンばかり集めたから。