冬の必需品、あるいはストロボ2灯による試し撮り

 寒さと乾燥から、皮膚が痒くなってきたことを11月20日に書いた
 ちょっと待てよ、昨年も同じようなことを書いたはずと、自分のblog内を検索してみたら、11月15日に、痒み止めに『ユースキン』を使っていることを書いていた。どちらも「寒冷蕁麻疹」と書いたけれど、医者に言わせれば、皮膚の老化もしくは乾燥が主たる原因の痒みなのかも知れない。

 今年も、痒くなりだしてから、『ユースキン』のお世話になっている。別に、ユースキン製薬から袖の下をもらっているわけではないけれど、良く効く。『ユースキン』を知らない方のために、写真に撮ってみた。

 ニコンのD300には、内蔵ストロボを主灯にして、ワイヤレスで複数のストロボを発光させる機能がある(実はD200にも、D70にもあったが、使った事がなかった)。内蔵ストロボを発光させ、更に、画面右脇にディフューザーをつけて上向きにしたストロボを置き、さらにレフ板で光を下に反射させて撮影したのが、今日の1枚である。

 本当は、バックを真っ白に飛ばしてしまいたかったのだが、それは上手くいかなかったが、まぁ、そこそこそれらしく撮れたようである。内蔵の主灯は発光させないようにして、もう1灯を左側に置くとか、バックライトに使ったりすると、もう少し雰囲気のある写真になるのかも知れなし。『ユースキン』に雰囲気があるかどうかは別にして。

 ちなみに、『ユースキン』の左と前にあるのは、やはりこの季節の必需品となっている、ご存じ、メンソレータムのリップクリームであるが、2本のパッケージを良く見比べて欲しい。左側に立っているのがロート製薬の『メンソレータム』、手前で寝ているのが近江兄弟社製の『メンターム』である。

 どちらが「元祖」なのかと言えば、近江兄弟社の『メンターム』、元をたどれば『メンソレータム』なのであるが、資金繰りに困った近江兄弟社が、ロート製薬に『メンソレータム』という名前を売り渡し、自身は既に知れ渡っていた通称、『メンターム』を名乗り、ほぼ同じ成分の薬を販売し続けたという経緯がある(正確さには欠けるが、一般的にはこのように思われているようである。詳しくはWikipediaの記事を参照されたい)。これについては別に書く機会があるかも知れないが、興味を持たれた方はこちらをご覧頂きたい。

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