郷秋<Gauche>、田園を巡る(その2)

 雪村庵を後にして郷秋<Gauche>が次に目指したのは三春町大字七草木。ここには桜の名木が二本あります。そのうちの一本が今日ご紹介する七草木桜です。この桜の木は推定樹齢250年と云われるエドヒガンですが、なぜかの中の小高い丘の上にある墓地の真ん中に立っています。


「郷秋<Gauche>、田園を巡る」シリーズ
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その7)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その6)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その5)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その4)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その3)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その2)(この記事)
郷秋<Gauche>、田園を巡る(その1)
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画素数戦争終結か?

 Canon(キヤノン)がコンパクトタイプの高級機、PowerShot G11を発表したが、そのスペックを見て郷秋<Gauche>はびっくり驚いた。デジタルカメラの歴史は画素数増大の歴史と言い換えても間違いではなかったはずなのに、先代(G11発売までは現行)G10が1,470 万画素であったのが、その1年後に発売になるG11の画素数は1,000万画素と大幅に画素数がダウンしているのである。3年前発売のG7と同数まで減少しているのだから前代未聞の椿事である。

 デジタルカメラの設計者はもとより画素数増加が高画質化とイコールではないことを知っている。しかし営業サイドからの「他社製品に負けない画素数を!」との要求を跳ね返せないでいたわけだな。それがここに来て営業サイドの要求に対して技術サイドが画素数を落としてもより高画質を実現できることを証明し、経営サイドをも納得させることが出来たと云うことなのだろう。Gシリーズが「高級コンパクト」として定着したということもそれを可能にしたのかも知れないが。

 それにしてもこのG11は巨大なカメラだ。どのくらい巨大かと云うと、

 Canon G11:112.1×76.2×48.3(突起部を除く)約355g
 Olympus E-P1:120.5×70.0×35.0(同) 約335g

オリンパスのE-P1と比較すると横幅が8.4mm小さいだけで、高さも高く、厚みにいたっては可動式モニターを採用したために13.3mmも厚く、20g重たい。果たしてこんな巨大なカメラをコンパクトタイプと呼んでよいものかどうか・・・

 もっともE-P1はレンズなしの寸法・重さだけれど、パンケーキタイプのM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8なら重さ僅かに71gだからこれを装着してもG11より50g重いだけである。キヤノンさん、画素数スリム化の後はボディのスリム化だね!
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