マクラーレンのブレーキは曙だった

 モントリオールで2012年開幕戦以来の勝利を得たマクラーレンだが、そのマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表自らが、MP4-27のブレーキを供給する曙ブレーキ工業に対し感謝の言葉を口にしたとの報道。

ストップ&ゴーで有名なジル・ビルニューブ・サーキットでは、エンジン以上にブレーキに大きな負担がかかり、ここでの勝敗はブレーキ性能いかんにかかっているとも云われるほどである。そのジル・ビルニューブ・サーキットでハミルトンが勝てた理由の一つとして、期待に応える仕事をしてくれた曙ブレーキに対して謝意を表したものである。

 しかしなぁ、レーシングカーや高性能スポーツカーに使われるブレーキの代名詞はと云えば、やっぱりブレンボだよな。エンジンは外から見えなくとも、ホイールスポークの間からbremboと書かれた赤いキャリパー(ボディー)がチラリと見えると、「おぬし、只者ではないな」となる訳だけれど、ブランド力がものを云う日本においてakebonoと書かれたブレーキは果たして流行るだろうか。マクラーレンの成績次第では不可能じゃないかもな。


 例によって記事本本とは何の関係もない今日の一枚は、梅雨入り直後の晴れ間となった先週日曜日の白山谷戸。青い空に表情豊かな白い雲が綺麗だった。

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