唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
24-120mm f/4 VRを増産しなさい!
Nikon Rumors によれば、24-85mm f/3.5-4.5 VR(レンズ構成図等はこちらを参照)が近々発表になるらしい。6月15日じゃないかと云う具体的な予定日まであげていることから、いづれにしても遠からず登場するものと思われるが、しかし何故いまフルフレーム用の廉価版標準ズームなのだ、ニコン!
D800/D800E、取り分けD800Eではナノクリスタルコーティングが施された高性能(=高価格)を使うようにとテクニカルガイドに書いたニコン自らがチープなレンズを登場させるとはこれ如何に。云っていることとやっていることが違うじゃないか。聞けばきっと、「最新のFXイメージセンサーを搭載のカメラに最適化しながらも多くの方にお使い頂けるリーズナブルで価格の製品です」とか何とかウマいことを云うんだろうな。
ニコンにはDX専用のAF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VRと云う優れたレンズがあるのをご存じの方も多いだろうが、このレンズの実売価格(以下同様)が68,000円程度である。D800のキットレンズ、28-300mm f/3.5-5.6 VRが96,000円であることを考えると、24-85mm f/3.5-4.5 VR は8万円台と云う事になるだろうか。かつてのAF-S 24~85mm F3.5~4.5Gが45,000円程度で入手可能であったことを考えると倍の価格である。160,000円程度の27-70mm F2.8の半額ではあるけれど、やっぱり高いなぁ。
前置きが長くなってしまったが、今日書きたかったのは実は次の3点。
1. 24-85mm f/3.5-4.5 VRよりも24-120mm f/4G ED VR増産の方が先だろう!いつまで待たせるつもりなんじゃい。プンプン!
2. 24-85mm f/3.5-4.5 VRが発表される「裏」には、やっぱり廉価版FX、D600の登場が近いと云う事実がある。
3. D600の後には、更に廉価なFX機が控えていることに間違いはない。ニコンはFX路線にひた走るのである。
どうでも良い前置きが長くなり、肝心な点が箇条書きと云う、何とも情けない構成力・文章力の郷秋<Gauche>なのでありました(^^;。
と云う訳で今日の一枚は、「元祖」AF-S 24~85mm F3.5~4.5G。DSLR黎明期に登場したD100のキットレンズとなった。D70と同時に登場したDX 18-70mmにあとを譲り早々に消えた不運のレンズであるが、郷秋<Gauche>はD70購入に際して、既にFXへの移行を念頭にDX 18-70mmと迷ったレンズでもある。DXで使うと36mmからと広角側が若干不足気味となるが、望遠側は128mmまでとなり、「ボケ作り」には有効なレンズであった。