唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR登場間近?
Nikon RumorsにAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRの詳しいスペックと発売日が掲載されていたが何のことはない、元ネタは日本語のサイトdigicame-infoであった。
digicame-infoの情報を元に、新旧24-85mm f/3.5-4.5のスペックを比較してみると次のようになる。なお、価格については郷秋<Gauche>の予想である。
項 目 |
新 |
旧 |
レンズ構成 |
11群-16枚 |
12群-15枚 |
フォーカス |
IF |
IF |
VR(手ブレ補正機構) |
有(VRII) |
無 |
EDレンズ |
採用(枚数不明) |
1枚 |
非球面レンズ |
不明 |
1枚 |
絞り羽根数 |
7枚(円形絞り) |
7枚(円形絞り) |
最少絞り |
22-29 |
22 |
最短撮影距離 |
0.38m |
0.38m |
フィルター径 |
72mm |
67mm |
最大径×長さ |
78mm×82mm |
73×72.5mm |
質量 |
465g |
415g |
フード |
HB-63(花形) |
HB-28(花形) |
価格 |
80,000円程度 |
45,000円程度 |
注:正式名称は次の通り。
新:AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
旧:AF-S Zoom Nikkor 24~85mm F3.5~4.5G(IF)
最も大きな違いはVRの有無。「新」は鏡胴、フィルター径共に5mm大きくなりレンズ枚数も1枚増えているが、これが解像性能やボケ味の改善にどれ程貢献しているのか判らないが、少なくとも価格は旧型の倍近くが予想されるだけに、大いに期待したいところである。
疑問なのが重さだ。DXフォーマット専用だが、同じような焦点距離のAF-S NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VRの重量は485gであるのに、フルフレーム用でしかも望遠側のF値が4.5と若干明るい24-85mm f/3.5-4.5Gが456gと云うのは、ちょっと嘘っぽい。いや、軽い方が良いに決まっているのだが、もし事実なら、かなり徹底した軽量化がなされているのだろう。廉価版と云いながらもかなり気合の入った製品なのかもしれないな。事実ならば大歓迎である。
さて、価格と共に興味の中心となるのがその発売日だが、digicame-infoの情報では6月28日とされている。発表日は、これまでの情報が正しければ6月15日であるから、確実に入手されたい方は予約しておくのか賢明かも。
例によって記事本本とは何の関係もない今日の一枚は、先週日曜日の緑滴るなるせの森の畑。画面中央の栗の木の花が満開となっているのがお判りいただけるだろうか。