二人のレース巧者

 今日は久しぶりのF1の話題。BlogにF1の話題が登場しないからと云って、郷秋<Gauche>がF1(TV)観戦を止めたわけではない。ただ、日本のチームは無論、ドライバーもエンジンも参戦していないとなると、テンションが下がり気味なのは事実ではあるが。

 さて、日曜日のバーレーンGP、いつも思うのだが、このGPでは観客の姿がほとんど見えない。さすがにメインスタンドにいるにはいるけれど、他のスタンドは使われてさえいないようだ。結構人が入っているように見えるGPでも採算ベースに乗らないことから来シーズンは中止かと云うようなニュースを良く目にするけれど、バーレーンGPはその辺りどうなっているんだろうね。

 さて、そのバーレーンGP、ベッテルには勝手に勝たせておけばいい。と云うか、他のマシンはとても太刀打ちできない別次元の安定した速さだ。とは云え、同じ(はずの)マシンに乗っているウェバーはまったく冴えないからね、単にRB9のポテンシャルが高いと云う事ではなく、ベッテルがチームと勝利の女神を味方に付けていると云う事なんだろうな。全盛期のミヒャエル・シューマッハのように。

 ベッテルンの事は置いておくとして、今回、つくづく上手いと思ったのがライッコネンとアロンソ。ライッコネンはまずまずのポテンシャルのLotus E21とタイヤに優しいドライブが可能にした2回ストップ作戦で9位スタートからまんまと2位フィニッシュ。もっともキミのことだから、2位じゃ満足できないんだろうけどね。

 ライッコネンは去年のバーレーンからポイントの取りこぼしは無いはず。マシンの信頼性が高いことと、上手いドライバーの組み合わせによってもみ成し得る偉業ではあるけれど、一等賞を取るまでのマシンでないことが惜しまれるな。

 もう一人のレース巧者は勿論アロンソ。DRSの故障により人よりも1回多くピットインしているにも関わらず8位4ポイントを獲得している。マレーシアに続いての不運にも関わらずここでの4ポイントを獲得は、シーズン後半に「効いて来る」可能性大あり。ホントに強いドライバーはポイントを乗り逃さないものなのである。次戦に期待しよう。

blog:恩田の森Now(本日撮影、明日掲載予定です。)
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

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