唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
殿、様、さん
郷秋<Gauche>は、役職の上下、年齢の上下に関係なくさん付けでや名前を呼ぶことを基本としている。もう20年程前の事だが、日本IBMに永年務めた方と一緒に仕事をすることになった時、「同じ組織のメンバーとして同じ目標に向かって仕事をする以上、役職が上でも下でもイコール・パートナーなのだから、名前にさん付けで行きませんか」と云う提案があった。
郷秋<Gauche>に依存はなかったが、抵抗があった方もいたようだ。特にそれまで君付けで呼んでいた部下、後輩をさん付けにすることに抵抗があったようである。とにもかくにも「さん付け」が始まったのだが、共に仕事をした2年間でついぞ馴染めない人もいた。郷秋<Gauche>はもうすっかりその気安さ、オープンさに慣れてしまい、いまだにどなたにでもさん付けである。
時に初めて電話を差し上げるような場合や文書の場合には「様」と付けるが、既に知っている方には基本的には電話でもメイルでもさん付けである。
このところ学生時代の先輩から立て続けにメイルをもらっているのだが、そのメイルに毎回「郷秋<Gauche>『殿』」と書かれている。目下に書く手紙には殿と書く、目上の方に殿と書くのは失礼だとは常識であるが、殿と書かれていると「お前より俺が上位なのだ」と、その都度確認されているようで郷秋<Gauche>には馴染めない。
あなたが私の先輩であることは知っていますよ。でもその上下関係は学生時代の事であって、今は関係ないんですよ。私はあなたの部下ではないんですよと云いたい所なのだが、そこはぐっとこらえて、「○○さん」と返事を書くことでささやかな抵抗をしている郷秋<Gauche>である。
「恩田の森Now」
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
このところ掲載が不定期になっておりますが、26日に酷暑の中で撮影した写真を掲載いたしておりますのでどうぞご覧ください。8月中旬以降は毎週末の撮影・掲載が出来そうな見通しですので、今しばらくご容赦くださいますようお願いいいたします。