間に合うのか、マクラーレン・ホンダ

 3月13日、メルボルン、アルバートパークで開幕する2015年F1。日本のF1ファンの多くはホンダのパワーユニット(エンジン)を搭載するマクラーレンが、かつてのマクラーレン・ホンダにように快進撃することを願っている訳だが、現実はかなり厳しそうだ。

 強力なエンジンがあれば勝てた1980年代・90年代初頭とは違うのだ。それでもトラブルフリーで強力なエンジンがあれば大きな力となることは間違いないが、たとえポテンシャルがあったとしてもトラブル続出ではテストのしようもない。

 ジェンソン・バトンが語ったことが伝えられている。
 「マクラーレン・ホンダMP4-30はすべてのトラブルが解決すれば今シーズン末には優勝できるだけの力を発揮するかもしれない」

 シーズン末に勝てるようになっても遅いのだよ。しかし、バトンがそう云わざるを得ないのが今のマクラーレン・ホンダの状況なのだろう。開幕まであと3週間。ドライバーは天下一品。あとはホンダの頑張りすべてがかかっているという事だ。

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