唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ビジネス特急 VS 行楽&帰省特急
一昨日はほぼ一日、名古屋駅の新幹線ホームの真正面のビルの7階で仕事をしておりました。時折そのホームを見るといつも何本かの列車が止まっていたり入って来たり出て行ったり。1時間に上り下り各14本の列車が名古屋駅を発着するのですから、列車がまったくいない時間帯の方が少ないいのこと当然のことですね。福島人である郷秋<Gauche>が慣れ親しんでいる東北新幹線とは格が違います。
そんな名古屋駅の新幹線ホームを見ていて気付いたのは、来る電車来る電車みんな白くて同じ形であること。そうなんです。今の東海道新幹線には700とN700、N700A、カラーリングも同じで形もほとんど同じこの3形式の列車しか走っていないのです。それに比べれば我が東北新幹線の列車はなんとバリエーション豊富なことか。
上越新幹線、長野新幹線でも走っているE2系、ロングノーズで緑色のE5系、これに山形、秋田行きのE3系、E6系が連結されていたりもします。特に緑色のE5系と秋田行きの赤いE6系の連結車両に至っては「鉄っちゃん」ならずとも思わず見入ってしま美しさです。ちょっと前まではダブルデッカーのE4系と山形行きの旧型400系や現行E3系連結のような「凸凹コンビ」も走っていましたから、東北新幹線は見ていてもとっても楽しいのです。
それに引き替え、東海道新幹線の何とビジネスライク、いや、大人な事でしょうか。自分が優等生であることは百も承知でいながらもそんなことは鼻にかけず、目立たぬ衣装をまとって正確に淡々と走る東海道新幹線。自分はレジャーで乗っていても隣にスーツ姿のビジネスマンがいると何となく楽しめない東海道新幹線に対して、行楽や帰省の人が多い東北新幹線はビジネス客の方が遠慮がち、とはうがち過ぎでしょうかね。
と云う訳で今日の一枚は、一昨日の仕事場から見る名古屋駅の新幹線ホーム。既にFacebookに掲載した写真の二番煎じなのはお許しを。