唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
アロンソ=マクラーレン・ホンダの事故の真相は?
一昨日、「間に合うのか、マクラーレン・ホンダ」と題する小文を書いた。翌朝、アロンソが大事故を起こしヘリで運ばれたとのニュースが飛び込んできた。ヘリで緊急搬送されるとは、これは大事故だと思ったのだが、ウォールにかなり浅い角度でヒットし、そのまま数十メートル走って止ったという。直後を走行していたベッテルによれば150km/hとかなり遅い速度でのことだと云う。状況からすれば「なんてこった!」と云いながらコックピットから出てくる程度の事故であるが、アロンソは自力で出て来ることが出来ない状況であった。
今現在の入手できる情報を総合すると、コース上で突発的な強風が吹き、マシンの進路が乱されコースアウトしたのであり、マシンにはまたく異常は見られなかったと云うのがチームの公式コメント。また、電気系統の不具合によりアロンソが感電していたのではないか、バッテリーから有害ガスが発生しそれを吸ったアロンソは気を失っていたのではないかと云う憶測を、チームは完全に否定している。
しかしながら、事故の瞬間を見ている訳ではないけれど情報を総合すると、脳震盪により病院に二泊する程の事故には思えない。誰が云ったのが忘れたけれど、コースアウトする前にアロンソの頭が前に倒れていたと云う情報もある。やはり「チームは何かを隠している」としか思えない状況なのである。
「間に合うのか、マクラーレン・ホンダ」と書いたのは、何とかトラブルを克服し初戦からせめてポイントを狙えるようであって欲しいと云う願いを込めての事であったが、今回の事故によりその願いが叶う可能性は更に低くなったと云わざるを得ない。ただ、好調に見えるチームであってもまったく問題を抱えていない訳ではないもので、シーズン前のテストで好調であったチームが開幕途端に失速と云うことだってあるし、その逆もまたあるものだ。めげずに頑張って欲しいものだぞ、マクラーレン・ホンダ!
と云う訳で、今日は久々にガレージから引き出した我が家のF1マシンたち。