唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
週末散歩のお供
ちょっとそこまでの散歩なら、持って行くのはせいぜい財布とスマホと云う方がほとんどだと思いますが、郷秋<Gauche>の散歩はちょっと違うかも。
先週土曜の散歩の際に担いでいったものを並べてみました。昼食の後に撮りましたので、ビール擬き(500ml)とつまみ兼おかずの缶詰とカップラーメン、食後のコーヒーとクッキー(とキットカット)は写っておりません。そんなもの見たくもないし聞きたくもないと云う方はどうぞ遠慮なくご退散ください。
一番手前はカーボン製の一脚。ボール式の自由雲台をセットしております。その後ろ左側にあるのは生活用品。水は合計830cc、ガスコンロとチタン製の深鍋とカップ(フライパンになる)。ガスボンベとコンロユニットはバラして深鍋の中に収納、カップは深鍋の外側にと、コンパクトに収納できます。万が一の遭難の際にもレスキューまで耐えられように36時間分の最低限の食料、カロリーメイト(と一昨日は食べてしまいましたがキットカット)は常備です。
その右側が写真機材(レンズ)。左からAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED(このレンズを装着するとカメラは自動的にDX(APS-C)サイズに切り替わりますが、それでも1500万画素での撮影が可能)、タムロンの90mmマクロ(絞りリングのある旧型)、そしてこれまた古い(とは云っても現役の)Ai AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-EDです。レンズの後方にあるのがAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRを装着したD800です。
散歩の際の常用レンズとなっている28-300mm f/3.5-5.6G ED VRは決して高性能なレンズではありませんが、レンズ交換を出来るだけ少なしくしたい屋外での撮影では威力を発揮します。望遠端でも50cmまで寄れますので、花の蕊だけを撮りたいと云うような極端な近接撮影を除いてはマクロレンズの代わりともなりますので大いに重宝しております。強いて欠点を上げれば、ボケが必ずしも綺麗ではないことでしょうか。
一番後ろはこれらを収納するザック、Deuterの28L ACです。カメラ専用のザックも持っていますがあえてこれを使うのは、その柔軟性ですね。カメラやレンズは専用の収納袋やタオルで包めば何とでもなりますが、散歩の途中で頂いたタケノコや大根、長ネギをカメラ専用のザックに押し込むことはできません。
と云う訳で、生命維持(大袈裟!)に必要なアルコールと水と食料とカメラ機材、〆て9kg。これだけの荷物を背負って、週末ごとに横浜青葉区に残された里地・里山10kmをごそごそ歩いている郷秋<Gauche>なのであります。えっ、「これ程の機材を使ってあの写真?」。はい、その通り。返す言葉もございません(^^;