開成館


 安積(郡山)地方開拓を象徴する「開成館」です。1873(明治6)年に旧福島県と地元の有志によって結成された「開成社」により開墾が始まりましたが、その拠点として翌1874年に建設されたのがこの開成館です。当時は郡山地方に西洋建築の技法が伝わっていなかたため、地元の大工が絵図を参考に建てた3階建ての擬似洋風建築です。

 ちょうど屋根の真上に太陽がありiPhoneのカメラでは上手く撮ることができませんでしたが、当時の大工の労作である擬似洋風の建物が今に伝えら、2009年には経済産業省が選定する近代化産業遺産にも認定されております。内部は安積(郡山)地方開拓の歴史を伝える博物館様になっておりますが、あれもこれもと広く浅く紹介する、行政主導の施設ではありがちな中途半端なものとなっているのが残念です。

  毎週撮影し掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは8月6日に撮影の写真を4点掲載しております。盛夏の森の様子をご覧いただければ幸いです。 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori

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