田園都市線の事故、多すぎませんか?

 郷秋<Gauche>の最寄り私鉄である東急田園都市線が、本日二度目の人身事故の影響で、21時01分頃から渋谷-あざみ野駅間の上下線、長津田-中央林間駅間の上下線で折り返し運転をしているとの情報。

 首都圏以外にお住いの方のために申し上げると、田園都市線は同じく東急の東横線に次いで住みたい沿線の上位に来る人気私鉄。渋谷から、小田急線のやや南側を走り小田急江ノ島線の中央林間駅まで伸びている。「にこたま」(二子玉川)から中央林間まで全通したのは1984年と、首都圏の私鉄の中でも相当新しい部類に入る。

 田園都市線沿線は首都圏の私鉄の中でもおしゃれな地域としても知られている。随分と古い話とはなるが、1983年にTBS系で放送され人気を博した「金妻」(金曜日の妻たちへ)が、田園都市線沿線の在りようを良く捉えていると今でも語り継がれている。確かにそんな物語の舞台に相応しい、新しい街並みが続く田園都市線沿線ではある。

 と、前振りが長くなったが、とにかく田園都市線は事故が多い。実は、田園都市線は渋谷から二子玉川までは地下を走り(何故か地下鉄とは呼ばれない)、そこから中央林間までの区間の多くは高架もしくは切り通しのために踏切がない。だから、事故と云っても踏切事故ではない。

 田園都市線で事故と云えば人身事故、もっと云えばホームからの飛び込みによる人身事故なのである。高学歴、高収入、高収入に支えられてのことなのだろうが長寿者が多く、輸入車所有率が高いことでもでも知られる田園都市線沿線は、仕事が原因なのか家庭の問題が原因なのかは知らないが、どうやら自殺願望者(「金妻」によれば不倫願望も?)が多い沿線でもあるらしい。

 はっきり云って、飛び込み自殺をすればあなたの問題は解決しても、残された家族の問題は解決しない。それどころか遺族には多額の賠償請求がのしかかる。そのことを考えたたけでも電車への飛び込み自殺を思い止まるものとフツーは思う訳けだけれど、そうは思わず飛び込んでしまうほど病んでいるわけですね。全くお気の毒です。田園都市線沿線にはまだたくさんの自然が残されています。自然の中を歩いてストレスを解消するには絶好の沿線なんですがね。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、収穫の時期を迎えたキウイ畑。

 毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは9月17日に撮影した写真を6点掲載いたしております。夏が戻ってきたかと思うほどの暑さとなった森の様子をどうぞご覧ください。
blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori

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