唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
NIKKOR 300mm F2.8 Gがリニューアル
Nikon(ニコン)がAF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II(通称、サンニッパ)を2010年1月29日に発売することを発表した。これまでのモデルはAF-S VR Nikkor ED 300mm F2.8G(IF)だったから、名称からもVRがVR IIに進化したのが最大の特徴であることが想像できる通りで、8群13枚(+保護ガラス)のレンズ構成もナノクリスタルコートもリニューアル前と変わりがない。
注:NikkorとN以外は小文字で書くのではなくすべて大文字でNIKKORと書くこと、VRを一番最後にもって来ること、そしてもう当然だからEDやIFを省いてしまうのがニッコールレンズの新しい命名ルールのようである。
となると、なんの為にリニューアルしたのか、まったく理解に苦しむことになる。確かにVRのシャッタースピード3段分からVRIIの4段分になった効果はあるかも知れないけれど、それよりもっと早くモデルチェンジしなければならないレンズがあるだろうと、郷秋<Gauche>は云いたい。
例えば同じ300mmのAi AF-S Nikkor ED 300mm F4D(IF)だ。AF-S(超音波モーター内臓)ではあるけれど、頭にAiとあることで判る通りMFのカメラでも使えることを意識して設計された古いレンズである(多分、2000年の9月発売)。勿論VRも搭載されていないが、僅か一ヵ月後に発売となったAi AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6DがVRは搭載したけれど超音波モーター非搭載という具合で、2000年はニッコールレンズにとって一つの過渡期であったのかも知れないな。
しかしだ、同じ300mmでもF4なら13万円なのにF2.8になると60万円。重さは2倍、価格は4倍だ(VR化やレンズのコーティングの違いがあるから直接の比較は難しいけれど)。よくレンズの明るさと価格は二乗に比例するといわれるけれど、まさしく好例だな。もっとも郷秋<Gauche>はサンニッパなんか必要ないから買わないけれど、F4の方は早くリニューアルしてもらいたいものだ。300mmでもF4なら1.4倍のテレコンバーターを使えば420mm F5.6。D300に装着すればF5.6の630mmレンズとして使えるからね。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森から見る富士山。富士山とは云っても見えているのは雪を被った山頂付近のホンのちょっとだけ。手前にある丹沢の山々に阻まれ、恩田の森から見える富士山はこんな姿なのです。手前、極近くに見えているのはあかねの森です。
注:NikkorとN以外は小文字で書くのではなくすべて大文字でNIKKORと書くこと、VRを一番最後にもって来ること、そしてもう当然だからEDやIFを省いてしまうのがニッコールレンズの新しい命名ルールのようである。
となると、なんの為にリニューアルしたのか、まったく理解に苦しむことになる。確かにVRのシャッタースピード3段分からVRIIの4段分になった効果はあるかも知れないけれど、それよりもっと早くモデルチェンジしなければならないレンズがあるだろうと、郷秋<Gauche>は云いたい。
例えば同じ300mmのAi AF-S Nikkor ED 300mm F4D(IF)だ。AF-S(超音波モーター内臓)ではあるけれど、頭にAiとあることで判る通りMFのカメラでも使えることを意識して設計された古いレンズである(多分、2000年の9月発売)。勿論VRも搭載されていないが、僅か一ヵ月後に発売となったAi AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6DがVRは搭載したけれど超音波モーター非搭載という具合で、2000年はニッコールレンズにとって一つの過渡期であったのかも知れないな。
しかしだ、同じ300mmでもF4なら13万円なのにF2.8になると60万円。重さは2倍、価格は4倍だ(VR化やレンズのコーティングの違いがあるから直接の比較は難しいけれど)。よくレンズの明るさと価格は二乗に比例するといわれるけれど、まさしく好例だな。もっとも郷秋<Gauche>はサンニッパなんか必要ないから買わないけれど、F4の方は早くリニューアルしてもらいたいものだ。300mmでもF4なら1.4倍のテレコンバーターを使えば420mm F5.6。D300に装着すればF5.6の630mmレンズとして使えるからね。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森から見る富士山。富士山とは云っても見えているのは雪を被った山頂付近のホンのちょっとだけ。手前にある丹沢の山々に阻まれ、恩田の森から見える富士山はこんな姿なのです。手前、極近くに見えているのはあかねの森です。
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