唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
エリザベス女王が最後に乗ったクルマ
昨日に続いて英国女王、エリザベス2世の死去にまつわるお話ですが、今日は、彼女が最後に乗ったクルマについて。
画像はhttps://article.auone.jp/detail/image/1/4/8/16_8_r_20220912_1662935792170989 より
英国女王エリザベス2世の棺を乗せたクルマがスコットランドのバルモラルからエディンバラへと出発し、多く人たちが沿道でそのクルマを見送っている映像を見ましたが、郷秋<Gauche>はそのクルマを見てびっくり驚きました。ロールスロイスでもベントレーでも、ジャガーでもなくないんですね。
自国に相応しいクルマを作ることができるメーカーがないのならいざ知らず、世界に冠たる高級車メーカーがいくつもあるにも関わらず、なぜエリザベス2世の棺がドイツのメルセデスに載せられなければならなかったのでしょうか。
人の生涯はいつか終わる時がきます。当然エリザベス女王にも。遅くも30年前にはその日のための対応の検討と準備がされていたのではないかと思うところです。
当然その中に棺を載せるクルマ(要するに霊柩車です)についての検討も含まれていたものと思う
のですが、その選択肢の中にロールスロイス、ベントレー、ジャガーあるいはランドローバーは入っていなかったのでしょうか。いや、そのようなことはなく、英国車が予定されていたのにも関わらず、そうできない特別な事情があったのではないかと思うところですがいかがでしょうか。
翻って日本ではどうか。まさかの時のために相応しい国産のクルマが用意されておりますのでご心配なく。
画像はhttps://bestcarweb.jp/news/631 より
トヨタセンチュリーロイヤルベースの「寝台車」です。ちなみにボディサイズは全長6155mm(セダン型センチュリーロイヤル比+885mm)、全幅2050mm(同+160mm)、全高1780mm(同+305mm)とのこと。2012年の三笠宮寛仁親王、2014年の桂宮宜仁親王の斂葬の儀の折には共にこのセンチュリーロイヤル寝台車が使用されているようです。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは9月10日に撮影した写真を6点掲載しております。晩夏から初秋へと移りゆく森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/4e12a83e00f2313cc05e2e695a66dbe7
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#英国 #イギリス #エリザベス2世 #霊柩車 #寝台車 #特装車
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ロールスロイスはBMW、ベントレーはフォルクスワーゲン、ジャガーはかつての植民地のインドのタタ、ランドローバーもタタの傘下になったそうです。
かつては世界に馳せたイギリスでしたが植民地だった国のメーカーの軍門になるとは感慨深いものがありますね。
我が日本も皇室車両はプリンス自動車(今は日産に吸収)が受け持っていたのですが日産の業績不振でトヨタになってしまったのは残念です。将来韓国の某メーカーの傘下になってしまう事は無いと思いますが最近の情勢を見ると子供たちの時代は大丈夫かと心配です。
コメントありがとうございます。
ロータスもインドネシアのプロトン傘下、ケータハムも日本の資本が入りました。アストンは多国籍? 純粋な英国資本はマクラーレンとモーガンだけでしょうか。でもそれが大英帝国の現状と云うことなのでしょうね。