弁護士太田宏美の公式ブログ

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2010年07月18日 | 政治、経済、社会問題

参議院選挙が終わって1週間です。
結果をどのように受け止めていらっしゃいますか。
以下は選挙前に私のホームページに掲載したものです。

  参議院選の投票日もすぐそこにきました。民主党だけには投票したくありませんね
 政治の目標が「最小不幸の社会」なんてあり得ません。
 幸福だと思っている皆様には不幸を約束してくれるのです。
 最小不幸だからお許しくださいとでもいうのでしょうか。
 案の定、最初は消費税の、次には所得税の増税です。つまり増税をしますよ。
 でも皆さんに満足のいけるような政策は難しいです。ごめんなさい。ということのなのです。
  でも憲法は幸福追求の権利を基本的人権として保障しています。
 最初から幸福を放棄し、不幸をめざすなど、政治ではありません。
 幸福が難しいことは知っている。でもそれを目指すのが政治ではないでしょうか。

私は民主党はまだ政権党としての準備ができていないと考えています。もっというと
政党としての実態も十分とはいえません。何もわからない人たちにかき回されること
は差し当たり回避できましたが、自民党がどうかといえば、これも頼りになりません。
先を見通すことは、誰にとっても極めて難しいのが、現在です。
しかし、手を拱いているわけにはいきません。
今の政治、経済、社会制度は、「少子超高齢社会」など想像もできない時代を前提
にして作られたものです。
年金にしても医療問題にしても、小手先ではなく、これまでの制度や運用を徹底的に見直し、根本的な改革をすることです。

そういう過程で進むべき道が見えてくるというのが私の考えです。