大連立とか、民主党の分裂?とかが騒がれています。
日本の政治は、政権抗争に明け暮れるだけです。
日本が良くならないのは、政策論争がないからだと思います。
政治家は日本を良くするためではなく、自分が生き残るために
だけに熱中しているようです。
枠組みがかわると、何か変わった気になりますが、実際は何も
代わっていません。
枠組みを変えるのは、目的があってのはずですが、
そこでエネルギーを使い果たしてしまって、
本来の仕事に取り組む力は残っていません。
少し元気を取り戻して、仕事に取り組もうとすると、
理念もなく一緒になった人達ですから、衝突がおこります。
そうすると、また枠組みをかえるというわけです。
政権交代可能な二大政党制を目指して政治改革が行われ、
政党交付金制度も作られました。
比例代表制も導入されました。
ところが、選挙のたびに政党が作られ、枠組みがかわり、消えていきます。
選挙に勝つためです。
投票したはずの候補者の所属党が代わったり、党そのものがなくなったり
しても何の疑問も持たないようです。
私は、以前から、何らかの縛りが必要だと考えています。
政党として認めるためには、3年以上実態がなければいけないとか、
政党交付金をもらい3年以内に解消した場合は
全額返還しなければならないとかです。
数年間は分裂や解消ができないとなれば、
枠組み作りのときから慎重になるはずです。
一緒にやっていける人、理念や政策の同じ人としか組まないと思うのです。
政党を育てる仕組みが必要です。
私は今の民主党は政党としての実態を備えていないと考えています。
国民の福祉を本気に考える政治家だけが政治家になればいいです。
人数は少なくてもいいと思います。
いい加減、政権闘争は止めにして、国民のための政策を実行することに
全力を尽くしてほしいものです。