昨年の5月2日にビンラディンはアメリカの海軍特殊部隊の急襲をうけて
殺害されたニュースは世界中を驚かせました。
私はちょうどバルト三国を旅行中でした。
2001年の9・11事件の張本人として、アメリカはその行方を必死に探していたのですが、
殺害までに約10年かかっています。
そのきっかけが一番古い妻の嫉妬による裏切りというのは、なんと言えばいいのでしょうか。
ここをごらんください。
ですが、嫉妬ほどこわいものはありません。
ビンラディンの場合は一番若い妻だけを可愛がることによるものとのことで
わかりやすいです。
しかし、そもそも一夫多妻制は、妻たちの嫉妬はないとの前提で成り立って
いると理解していましたが、実際はそうでもないということなのでしょう。
嫉妬という感情は人間の奥深くに潜んでいるもので、人間そのものです。
私自身も経験しましたが、本当に怖いです。
特に、何でもないようなものでも、コンプレックスを持っているものにとっては
そうでもないのですね。
ビンラディンは9・11の後は認知能力にも障害があったかもしれないとか・・
いろんな事情がわかってくると、平凡な話になってしまいます。
よく、人生というのは大海原の中の小さな一滴といわれます。
そういうものかもしれません。
とはいえ、現に生きている人間にとっては、大小を問わずすべてが
一大事です。実際そう思えなければ生きてなどいけないわけですから。