弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

北京の休日 西太后の書

2011年08月11日 | 海外旅行

このところの猛暑には耐えられません。

そういえば、北京も暑かった。着ている服が汗だくになってしまう暑さでした。

北京には、清朝末期に権勢を誇った西太后ゆかりのものがたくさんあります。

これは、故宮博物館内に展示されていた西太后の書です。

龍は中国神話上の生き物であり、皇帝のシンボルということです。

堂々としています。のびやかです。
書のことはわかりませんが、なかなかの筆と思います。
やはり女性でしょうか?
ですが、龍という文字を選んだこと自体、彼女の野心を表しているのでしょう。

死の前に、ラストエンペラーの薄儀を宣統帝として擁立したのも彼女です。
最後の最後まで権力に執着していたのでしょう。

この猛暑を忘れ、超大物になったつもりになりましょう(あまり関係ありませんが)。

赤に、ゴールドに、黒墨色、これは書というよりは画でしょうか。

いくら見ていても飽きないように思います。


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