東海道の見どころを日本橋から京都三条大橋まで全10回で毎月1回歩くツアーに参加している。
5回目の28日は、小田原宿・小田原城だった。
現地集合だった。
年齢とともに行動半径も狭くなる。
小田原まで如何に辿り着くか?小田原は静岡まで行く感じだった。
最初に浮かんだのは新幹線だった。添乗員さんからリマインダーの電話があったのは
パソコンでネット予約しようと検索の真っ最中だった。
添乗員さん曰く、それなら在来線のグリーンの方が安いのではないかしらと。
初めて、普通列車があることを知った。
特急でもない急行でもないが、所要時間は1時間超という。許容限度なので在来線にすることにした。
待合・集合・開始等の時間が決まっているときは、事前に全経路について調べることが習慣となっている。その上で、自宅を出る時間を決める。やや早めの。
性格上、いつも、決めた時間より早めのスタートとなる。
ということで、大抵は、一つ前に間に合うことなる。場合によると二つ、三つ前のこともある。
この日は一つ前までしか決めてなかった。にもかかわらず、余りにも順調で、前にいくつあるのか
わからないほど、早く、JR駅に到着してしまった。
差し当たり、小田原に行く列車の出発ホームで様子を見ることにした。順調だった。
出発時間までたっぷり余裕がある。
ホームの案内板には数分先の熱海行きがある。当初の予定列車については表示さえまだない。
乗車すべく並んでいる人に聞くことにした。
「各駅停車だから小田原まで2時間くらいかかるんんじゃない?」と「各駅停車」を何度も強調する。
普通列車と各駅停車との違いなど考えたこともなかったが、
熱海行の普通列車は各駅停車のイメージと重ならなかったので、思い切って乗り込んだ。
が、「各駅停車」という言葉が気になっていたのであろう、もし、停車駅ごとに停車し、通過待ちなどしていたらと思うと背筋が凍ってきそうだ。
隣席の人に聞いた。
スマホを取り出して検索し、「小田原行に、現在乗車中の時間帯の電車はない」
つぎの駅で乗り換えたほうがいいとスマホの画面を見せながらアドバイスしてくれた。
(※乗車中の電車が表示されなかったのは、既に出発していたので、これから前駅で乗車できる
電車に含まれなかったのである。自分自身で検索してみて発見した。)
じっくり検討した方が精神衛生上もいい、ということでつぎの駅(川崎)で降車した。
落ち着いて検索した。
自信を以て、当初予定より一つ前の普通列車に乗ることにした。
小田原行だった。終着駅だから到着時間も絶対間違いようがない。
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この日のツアーは入生田駅で解散。これも悩ましかった。「いりゅうだ」と読む。
解散時間は正確にはわからないし、箱根登山電車など調べる気にもならない。
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数時間前の経験から、出発駅から到着駅までで一気に検索すればいいらしいことがわかった。
それまでは、まずは小田急の箱根登山電車で、つぎにJR東日本(JR東海でなく)というように、事前に段階別の決める作業をし(必要があればこの段階でも検索する)、徐々に煮詰めるというやり方だった。
ネットを使いこなしていたつもりだったが、これって従来型のアナログ発想以外のなにものでもない。いい勉強をした。
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普段から健康(身体)のため、ウオーキングしているが歩くだけではつまらない。
人間は欲張りである。
健康と知的な刺激が欲しいと思い、「おとなの女子街道旅ー東海道編」(命名がいい)に参加し、
名所・旧跡の説明を聞きながらウオーキングを楽しむことにした。
メリットはそれだけではない。
知らない者同士ではあるが、言葉を交わすことはある、そんなときに、検索することがある。
会話が弾むこともあれば、その場ですぐに答えを知り、知識を深めることもある。
脳が刺激を受けていることは確かである。
運動をすれば、血の巡りも良くなり、脳の回転も速くなる。
気軽に検索できる。検索すれば大抵のことは分かる。
益々、気軽に検索する。
みんなに教えてあげる(アウトプット)こともできる。
アウトプットといっても受け売りにすぎないが、何もしないよりはいい。
屋外を、名所・旧跡をあるくと、気持ち良い、脳もそのことを知る。
検索することが楽しくなる。脳も喜ぶ。
知識が増える。点と点の知識がつながるのを感じる。脳は益々ハピーに感じる。
そういう一切を脳は知り、益々、ネット(知識の)を拡げる。
広くなれば、引っかかる刺激は多くなる。
知識の点が面になる。
アイフォンは知識・情報の宝庫である。
気軽に持ち歩いて(言葉の意味のとおり)、検索しまくる。
これぞ、究極の脳トレ、かも・・・