天壇は、北京市街の南部に位置しており、総面積273万㎡で、緑豊かな
公園になっています。故宮の4倍もの広さがあります。
明、清時代の皇帝が五穀豊穣を願って祭祀を行った場所です。
南門です。ここから入場します。
この色合いは中国のものです。いたるところで見られる色であり、
組み合わせです。
天壇は3つの建造物を総称したものですが、尤も重要なのは祈念殿と呼ばれる
建物で3層の瑠璃瓦の屋根を持つ円形の建物です。
階段を上っていきます。
登るとこんな感じに見えます。
一瞬、イスラエルの岩のドームが頭をよぎりました。岩のドームはこんな感じです。
とても似ているようには思えませんが、私の中では関連しているのかもしれません。
神聖な宗教施設のセッティングには似たようなところがあるように思います。
岩のドームの中は一切覗くことはできませんでしたが、祈念殿の中は入ることは
できませんが、覗くことができました。
皇帝が毎年正月に、ここで豊作を願ったということで、玉座が安置されています。
この建物はくぎを一切使用せず、柱のみで支えられているということです。
柱には意味があり、4本の金色の模様のある柱(竜井柱)は春夏秋冬を、
少し細い赤い12本の柱は時刻を意味するといわれています。
この公園部分は、北京市民の憩いの場になっていました。
太極拳をしている人もいましたが、私の関心は別のものでした。
ビデオに撮りました。こういう曲で社交ダンスって良い感じです。
この曲はあちこちで聞きました。こうしてゆったりとステップを楽しむのは
年齢を問わず誰にでもできそうです。
実は私もやってみました。ゆっくりとしているので、リラックスしてとても気持ちが
良かったです。
太極拳のゆっくりとした動きにならって、太極拳風ダンスと名付けてみました。
アイフォーンは横にして使うといいということですね。