14、15日とお盆休みをしています。
ロンドンオリンピックは終り、アメリカでは共和党の副大統領候補が
決まり、いよいよ11月の選挙に向けて本格的な活動が始まります。
日本でも衆議院の解散が視野に入ってきました。
歳のせいでしょうか、遠い世界の出来事のように感じます。
14日から日経で「シニアが拓く」シリーズが始まりました。
確かに数からいくと存在感が高まるのかもしれませんし、
私には全く無関係ですが、豊かな年金で経済的にも存在感があるのかもしれません。
「高齢化はピンチではなくチャンス」ととらえる発想の転換が求められるといいますが、
私には違和感があります。
社会全体としてはそうかもしれませんが、高齢者自身についてはどうなのでしょうか。
ただチャンスの「対象」というだけではさみしい気がします。
また、年金も確たる財産のようでいてそうでもない。
もっと主体的に生きる方法はないのでしょうか。
いろいろ考えているうちに、お盆休みも少なくなりました。
「残りの」人生を楽しむといっても、残りの後は見えないのです。
オリンピックも「ロンドン」の閉会式は盛り上がった、でも、そのすぐ後には「ブラジル」
が続いています。
そして、ロンドンも続きます。
続きのない「残り(remaining)」の10万時間をどのように生きるか?
本当に難しい問題です。