弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

お盆休み、高齢社会の生き方を考える

2012年08月15日 | 生き方・人生

14、15日とお盆休みをしています。

ロンドンオリンピックは終り、アメリカでは共和党の副大統領候補が
決まり、いよいよ11月の選挙に向けて本格的な活動が始まります。

日本でも衆議院の解散が視野に入ってきました。

歳のせいでしょうか、遠い世界の出来事のように感じます。

14日から日経で「シニアが拓く」シリーズが始まりました。
確かに数からいくと存在感が高まるのかもしれませんし、
私には全く無関係ですが、豊かな年金で経済的にも存在感があるのかもしれません。

「高齢化はピンチではなくチャンス」ととらえる発想の転換が求められるといいますが、
私には違和感があります。
社会全体としてはそうかもしれませんが、高齢者自身についてはどうなのでしょうか。
ただチャンスの「対象」というだけではさみしい気がします。
また、年金も確たる財産のようでいてそうでもない。

もっと主体的に生きる方法はないのでしょうか。

いろいろ考えているうちに、お盆休みも少なくなりました。

「残りの」人生を楽しむといっても、残りの後は見えないのです。
オリンピックも「ロンドン」の閉会式は盛り上がった、でも、そのすぐ後には「ブラジル」
が続いています。
そして、ロンドンも続きます。
続きのない「残り(remaining)」の10万時間をどのように生きるか?

本当に難しい問題です。

 

 


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