ステップ3です。左側フェンダーの各部品、背面部のマフラーなどを取り付けます。ガルパン仕様への工作も幾つか加わります。まず左側フェンダー上の雑具箱は作中車にありませんので、53から56までのパーツは不要です。50および51も作中車にありませんので不要です。
マフラーの排気口は向きが上になりますので修正し、背面のフック47および48、49は形状が大雑把なので、ドラゴンの同パーツに交換します。
また、作中車にあってキットのパーツにないものとして、背面の発煙筒およびその保護ボックス、背面のエンジン軸穴カバーなどがありますので、これらもドラゴンのジャンクパーツから転用します。
ステップ3で取り付けるパーツ群です。不要なパーツを除き、48と49をドラゴンのパーツに交換しています。
改めて作中車の状態を見てみましょう。御覧のように、背面の発煙筒およびその保護ボックス、背面のエンジン軸穴カバーがあり、D形のフックもキットのパーツのような大雑把な形でなくチェーンもついていません。
これらは、だいたいE型以降の特徴ですので、作中車の元モデルはタミヤの1/48スケールE/F型あたりに近いのかな、と思います。
作中車に合わせて、背面の発煙筒およびその保護ボックス、エンジン軸穴カバー、フックなどをドラゴンのジャンクパーツより転用しました。以前にカメさんチームの38(t)戦車をドラゴンのG型のキットで製作した際の不要パーツのなかに、E型およびF型用のパーツも豊富に含まれていたため、今回色々と役に立ちました。
マフラーから伸びる排気管も、斜めに向いていたのを、いったんカットして作中車に合わせて上向きに直しました。そのうえで、ピンバイスで開口部を浚っています。
パーツ50、51が不要なので、それらの取り付け穴4つは後で埋めました。
ステップ4では、砲塔を組み立てます。兵士フィギュアは不要です。
砲塔の各パーツです。砲塔本体パーツ61に一体成形でつくペリスコープの形状が大雑把なので、カットしてドラゴンのパーツに交換します。38(t)戦車のペリスコープは、防水カバー付き、防水カバー無し、の2種類があります。
御覧のように、作中車のペリスコープは、防水カバー無し、のタイプです。
したがって、防水カバー無しのペリスコープをドラゴンのパーツにて再現しました。
あとは、ガイドの指示通りに組み上げました。伯爵高校チームの38(t)戦車は、カメさんチームの同型車と違って謎仕様や各型のごちゃ混ぜデザインがありませんから、割とストレートに作れます。細かい追加や修正の工作も必要ないので助かります。
伯爵高校チームには、他にⅣ号戦車G型、Ⅲ号戦車N型、Ⅲ号突撃砲G型などがあり、これらはタミヤ製品などでのストレート組みも可能ですから、今回の38(t)戦車よりももっと気楽に作れるでしょう。 (続く)