岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

対応するチカラ

2010-04-15 | 日記
昨日は、4月末より解体が始まる現場の近隣挨拶を終え、名古屋へ。
15年前、私を独立へと導いてくれた企業の社内システムの改良のためです。
パソコンが全く出来なかった15年前、車内改革でどうしてもITシステムを作らなければならず、1年がかりで作ったシステム、われながら結構の力作でした。

今あるのも、その会社があったからこそですので「改良を」と依頼されれば絶対です。そこで、夕方から夜にかけて久々に数式と格闘。


さてさて、その会社のことを少し。
建築関連の仕事をしているのですが、それも、竹中工務店や鹿島建設といった大手を相手にしています。この不景気の影響をもろに受け、売り上げはがた落ちしていました。

しかし、会社は事業をしっかりと続けていました。
もともと、どんな時代にでも適用できるようにと造られた会社です。

私たち建築屋は、よい家を造るという大きな使命があります。それと同時に、細々とでも事業を続けるという使命です。
そのために私が心がけていることは、実力以上のことはしない、大きくなろうとしない(まあ、出来ませんが・・・)です。

一直線に大きくなればよい時代は終わったと感じています。それよりも、周りを良く見て変幻自在、造っていただいたお客様とともに進むという会社を目指したいです。

それにはまだまだ遠い道のりですが、ボチボチと進んでいきます。

と今日は、最近の心境を語ってみました。
写真は、昨日の名古屋の様子、セントラルブリッジです。20年以上前、ここは暴走族の通り道だったんですよ。