今日は雨ですね。
一日事務所仕事です。新聞をちょっとためていたので読んでいたらこんな記事を目にしました。
新築住宅から中古住宅へシフトするであろうと言う予想。
確かにこの動きはあるでしょう。ちなみに、私の乗っている車は中古です。新車価格の4分の1弱で買えました。
車のように、気軽に住宅をチェンジできるようになったらそれまたいいかもしれません。
家を手放す=破産 なんていう時代から 家を手放す=ステップアップした家に変えるとか、家を貸して海外移住とかというかたちになればいいですね。
中古住宅の時代になるということは、今後家を建てるときは、価値がある建物にしなきゃいけないということですね。
それでは価値がある建物とはどんなものでしょうか。
私が考えるに
第一に、立地条件。土地の力に勝る建物はなかなかありません。
第二に、普遍性。 流行のデザインじゃなくて、今後50年後にも通用するであろうデザイン。
第三に、スケルトンインフィル 間仕切りの自由性ですね。
そして、耐久性。 無理の無いデザインが第一ですね。
そんな家が価値の高い家ではないでしょうか。
おっと、忘れていた、長期優良住宅仕様。次世代省エネ仕様 まあ、上記が出来てなかったらこの仕様でも価値がありませんが。
けど、ちょっと気なることが。
この下の記事に 国土交通省がリフォーム対策を・・・・・
と書いてありますよね。
リフォームと中古住宅、私は切り離して考えなくてはまずいと思います。
中古住宅の流通を強化するためには、業者都合のリフォーム事業を強化するのではなく、「ここに住みたい」と思わせる街づくりが優先すると思うのですが。
教育関連の強化、街の緑化、コミュニティの創出・・・
家は普遍的なデザインで造られていて、定期点検をうけていて、ある程度丈夫ならば、わざわざ高いリフォームをしなくても、掃除して、雨もれと水回りの点検をして、入居者がペンキ塗って終わりでいいと思いますが。