今日は、岐阜の町屋タイプの基礎コンクリートうちです。
タマゴグミのような小さな工務店は資金力が乏しいので、フランチャイズとか研究開発とか大きな変化はできません。
だから、いつもいつも自社にもできそうなことを探し、そして小さな変化を繰り返そうとしています。
今回から基礎を一体打ちとしました。通常ベースと基礎は分けて打つのですが、ベースと基礎を一度に打ちます。それによってコンクリートのつなぎ目の改善をする目的です。
メリットがあることは当然リスクがあります。精度、特に中央の基礎の精度が落ちる可能性があることです。
そこで、熟練した業者さんと一緒に施工をしています。
構造のプレカットの方法、金物、ボートの張り方、毎回毎回ほんのちょっとづつ変わってきています。
実はこのことを書くのを悩んでいました。タマゴグミの初期のお客様方の家は悪いのか??と理解されてしまう可能性があるからです。
決してそんなことありません。私としては間違いのないものを造ってきていますので。
ただ、企業としてちょっとづつ変化をし続けることを忘れないでいこうと活動しています。
なお、家の仕様(構造の考え方や羊毛の断熱材、壁の仕上げなど)は、6年前と変わっていません。