岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

現場を4日ほど離れていました

2011-08-24 | 日記

日曜日から今日まで出張でした。
日曜日は岐阜で新築を考えていらっしゃる東京のお客様と面談。温かく迎えられて本当に嬉しかったですね。9月に一度うちの家を見ていただくことにしました。

月曜日からは、仙台へ移動して町の工務店ネットという会の勉強会。


今までの家は、殆どが冬暖かくするために考えられてきました。そのため「魔法瓶」という形がよいとされてきました。

しかし、魔法瓶とは、暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たくと言うのが基本です。
つまり、エアコン等空調はいつもつけっぱなしが基本なのです。

また、夏は開口から日光が入ると性能がよいために一気に室温が上昇すると言うことがあります。

今までの家はどちらかと言うと、冬の過ごし方を中心に考えられてきました。しかし、年々気温が高くなる日本、そして消費エネルギーを出来る限り減らさなくてはいけない日本では、その工法が不都合を起こすこともあります。

 

なんか硬い文書ですね・・・・いかんいかん。ちょっと砕けて

 

この3日間、昼間は眠たい目をこすりながら、夜は「もういいです・・・」という量のお酒を飲みながら、そして、体重が1キロ半増えると言う犠牲を払いながら学んできたのは、「断熱」「射熱」

 

涼を感じる家は、湿度コントロール、熱の到達を遅くする屋根 夏の直射光を防ぐ なんですね。

そして、前者2つは 断熱材がやる仕事 そして後者は深い庇 ブラインドがやる仕事。

 

はい、気づきました。タマゴグミの家結構いい線まで行っているんです。

羊毛断熱材=湿度コントロールをする断熱材。 そして、タマゴグミの家の庇は結構長い。とはいっても、たまたま偶然だったんですけどね。

 

今後の課題は、屋根です。コストをかければ可能なのですが、今のコストで上記を実現するにはちょっと時間が要りそうです。