今朝は、29日に建前を行う現場の土台敷き立会いでした。
私がつくちょっと前から雨が降り出して、大工さんに「あんたが来ると、ちゃんと雨が降る・・・」と言われてしまいました。
「そんなことないって!」と反抗したのですが、私が現場を離れた11時ころ。晴れてきました・・
と、雨を呼び寄せる力があることをちょっと自慢した後は本題です。
これは、今回採用する金物工法です。以前から気になっていた通し柱の断面欠損を減らすために、今年から無垢の木でも使える2種類の金物工法を採用しています。これはそのひとつでAPS工法です。Aはりんごの略 Pは棒の略 Sは工法の略 続けると 「りんごと棒の工法」となり、リンゴ飴を想像させるふざけたネーミングです(タマゴグミのほうがもっとふざけているか・・・)
じゃあ今までの工法は悪かったのか?というと、そんなことありません。 気にしているから、通し柱の周りは筋交いだけでなく、構造用合板で固め、軸の変形を出来る限り食い止める方法をとってきました。 今回はさらに安定を増したと言うことでご理解ください。
この工法は当社では初めてですので、慣れた技術者をつけての建前となります。きっとその方は一日振り回されることでしょう。かわいそうに・・
さて、街中で進行中の現場では羊毛が入ってきました。
お客様がいらっしゃったので、端切れをわたし、「どうですか?動物園の香りがしますよ。」と、スメルテイスティングをお勧めしました。
後から気づいたのですが、バラの香りと言われたら嬉しいですが、動物園は いかがなもんでしょうね。今度から「セーターの香りがしますよ。」に変えます。
なお、動物園の香りを感じようと思ったら、断熱材をベタッと鼻に押し付けなくてはしませんので、部屋中が動物園の香りにはなりませんのでご安心を。