昨日は金環日食でしたね。(昨日はその話題で持ちきりでしたので一日ずらしてみました)。出勤を遅らせ自宅で観察。
これは庭の木々がつっくた影。金環日食しています。このときふと思ったのが、金柑の木を育てときゃよかったなということ。理由はくだらないからやめておきましょう。
さて、昨日は耐震の勉強会へ行ってきました。
新築の方の場合は今はどの会社でも耐震強度はしっかりありますので、大きな地震が来ても少し壊れはしても倒れることはないでしょう。問題は、昭和56年以前に建てられた建物です。
耐震性能は低く、今後必ず来るといわれている東南海沖地震のときには倒壊する可能性が高いのです。
写真は名古屋工業大学 井戸田先生の講演です。先生は、耐震改修を研究されています、それも、机上の空論ではなく実際に使え、しかも安い方法を研究されています。その先生の話でぜひ紹介したい内容がありましたので書きます。
「耐震改修をしたほうがいいよというと、特にご年配に多いのですが、 「いいよ、大きな地震が来たら わしゃ建物と一緒にあの世に行くから」とおっしゃいます。そんな方に言うのです。
「もし、もし家が大きく壊れて使い物にならなくなって、でも、あなたが生きていたらどうするんですか? その後、本当に大変ですよ。だから、大きな地震が来ても、少し直せば家は使えるというところまでの回収をしたほうがいいのじゃないですか?」
人として言ってはいけない言葉かもしれません。しかし、現実に家がなくなってしまった、けど、生きているというつらい状況の方々がいるのです。」
人にとって命は一番大切なものです。だから命は守らなくてはいけません。けど、命を上手に使うには今の世の中環境が必要です。
耐震改修=人の生活の環境を守る と考えさせていただけたよいお話でした。
タマゴグミとして耐震改修は積極的にはやってきませんでした。というか、やっていませんでした。けど、昨日の話を伺い相談はきちっと受けようと反省しました。わたし、一応 耐震診断士の免許持っています。
さて、今日は、来週立て方の現場にいったあと
土地を見てきました。 ちょっと前に行ったときは造成中で中に入れませんでした。今日は中に入っていろいろ検討してきました。
前回まったく気づかなかったことに気づけて、提案に深みが入る・・・といいな~。