題材の前に、今日の行動を。
今朝は庭屋さんといっしょにガラ拾いに、
庭屋さんから終了したと聞き、お客様に連絡したところ ガラがまだ拾ってないとご指摘を受け、こりゃイカンと今朝一緒に行ってガラ拾いです。
庭屋さんには、「ガラを拾っておいてよ」と伝えたのですが、私の伝え方が悪く、一部しか拾ってありませんでした。もっと正確に伝える方法を考えなくちゃと反省。
ちなみにガラとは、コンクリートの破片や大きな石などを総称します。 まあ、ガラガラッとしたもの、ということです。
その後、お客様と事務所で打ち合わせをして、TOTO岐阜ショールームへ。ユニットバスの打ち合わせです。
TOTO岐阜ショールームはいいですよ。なんせアドバイサーさんたちが例外なく美人ぞろい。行くのが楽しみなんです。(何しに行ってるんだ!と言われそうですね、いいんですオヤジの楽しみなんですから)
さて、本題へ。写真のものは各務原の現場に持ち込んだ材料です。
これ、屋根の通気(屋根の中に空気を通すこと。詳しくは・・・・お電話ください)に使う材料です。
な~んか、ウッスイプラスチックでチャチナもんでしょ。大きさは3センチ×2センチ そして長さは1メートル20センチ。
一本いくらか知っています? 知らないですよね。そりゃ当然です。
聞きたいですか・・・・ じゃあ、
はい、一本定価で1725円です。170円じゃないですよ。センナナヒャクニジュウゴ円、ちょっとしたフランス料理屋でランチくらい食べられちゃう価格です。
そりゃ私は建築屋ですから、定価では買いません。けど、特殊材料ですのでさほど下がりません。
こんなもの(と言ったら失礼ですね)にもいろいろ技術がこめられています。 まず、ベルヌーイの定理(多分そうです)を使って風の力で大量の空気を屋根に通す力を持っています。 そして、屋根の下の70度以上ある熱い空気が通っても長期間劣化しない材料で出来ています。
いろいろこだわって作ろうとするとやっぱりお金がいるんです。 この材料じゃなくても家は建つのですが、私としてはやっぱり抜けないのです。だからなかなか安く出来ないんです。(と言い訳をしてみる)