岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

相続の話は家を建てる時がチャンス

2012-07-27 | 日記

さてさて、まずは今日一日を

はい、コンクリート打設後恒例の水巻です。今回は基礎全体を蓄熱層にして空気を循環させる方法をとりますので、立ち上がり部分が少なくてすっきりしています。水をまくのも、ホースをポイッとおいておくだけで、全体に水が回って楽です。

 

各務原の現場では階段作りが。これは階段をうける材料で普段は見えないところに入ってしまいます。

最近は階段セットなるものがあり、箱から出したら組み立てるだけというものが多いのですが、タマゴグミは手作り。

手作りを自慢しているわけではありません。 ただ、階段セットに私が望む材料や仕上げのものがないだけです。(要は「わがまま」ということなんです)

その後長良によって状況確認。

外で板金屋さんが汗をたらたら流しながら作業をする中、 部屋内で大工さんと私は涼しい顔で打ち合わせ。

深く出た軒と羊の断熱材、2重の屋根の効果のおかげなんですね。

写真は、一部に使った杉の外壁です。 実際に見るとシビレマス。  けど自然素材材料、ヒビが1箇所入っていました。どうやって埋めようか検討しています。

 

さてさて、本題です。

最近、相続がらみの相談がぼちぼちとありました。今日も職人さんから相続の悩みを聞きました。

何もない平穏のときは、まったっくきにならない相続、しかし、場合によっては家族を壊してしまう問題なのです。

財産分与は、法的にも決まっていますが、全て現金の場合なら分割もしやすいのですが土地や建物その他ごちゃごちゃが入ってきたら大変です。

 

そこで、威力を発するのが「遺言書」 

けど、遺言書なんて、なかなか作る機会がありませんよね。何かイベントがないと・・・・とさがすと、

家造りなのです。

特に、親さんの土地に建てるとき、親さんに援助をしてもらうときに、遺言書を書いてもらうチャンスがあるのです。

 

といっても、「ねえ、父ちゃん。遺言書書いて!」とストレートには言わないでくださいね。しっかりと理由を説明して最後にお願いするような形にしてください。

ストレートに言うと、きっと「おい、俺を殺したいのか!」としかられますので。