まずは変な写真から。
金沢の駅前ある木でできた変な物体です。米松で出来ているようです。圧倒はされたけれど・・・私、芸術的センスが乏しいのででかいな~と思っただけです。
鼓門というそうです。こういうのを見るといつも、「これ、いくらかかったんだ? 費用対効果はあるんかな?メンテナンス費用の予算は年間いくら組んでいるんだ? 自分だったらどんなものを創るかな?」と考えてしまいます。 お金のない経営者はロマンがなくていやだと思いますが・・・
さて、本題です。
土は入れるのが安いか出すのが安いかどちらでしょう??
正解は出すほうです。(ところによっては土の質がよくて高く売れることもありますが稀です)
特に、草混じりの土などは、どこも引き取ってくれませんので産業廃棄物となり、引き取り料金をガバッと取られます。
何でこんなこと書いているかというと、今日、地縄張りに行ったのですが、その土地にきれいに細かな砂利が表面5センチほど巻いてあったのです。
見た目美しい土地に見えます。けど、われわれ建築屋にとっては「ああ~処理どうしよう。何とかうまく上だけめっくってどっかで使えないか。」とちょっと悲しくなります。
またよく見かける土地が、車庫にするであろう部分だけ低くて、家にするであろう部分が高く盛ってある土地です。
そういう土地を見ると、「お願い、判断はこっちに任せて。そんな形で家を造ったらツマラナイものしか出来ないって。」と思います。
その段差があるだけで、地盤の強度が変化して最悪の場合不同沈下の原因になります。
一番ありがたい土地は、道路面とほぼ同じ高さで平らに造成してある土地なんです。建築屋にとっては。
けど、見た目はちょっと上がっていて、表面がきれいなほうがいいですね。だから売り手は一生懸命なんでしょう。多分そのような加工をしている不動産屋さんは良心的だと思います。お客様の心がわかっているんだから。
今日の現場の様子です。美濃加茂の現場の近くには公園があってそこは懸垂や腹筋が出来る器具があります。現場に来たついでに懸垂をした後に写真を撮りました。
足場養生の中ではこんな作業が行われています。
ソトン壁の下塗りをしています。