岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

タマゴの考えをちょっと

2010-08-25 | 日記
まずは日曜日の報告を。
お客様の笑顔がたくさん写った写真は撮ったのですが、ちょっと載せるのは控えます。
まあ、ホームオーナーさん同士楽しんでいただければそれでよかったので。
参加者、9名 10.5Lは全てなくなりました。そして、終わってから2次会へも・・・・

うちのお客様たちは結構いけるくちです。
また、来年も行っていきますので、ホームオーナー様はお楽しみに。


さて、本題です。

今日、1棟の家の解体が始まりました。
40年ほど前に建てられた家。

手を少しづつ加えられて、いまだ床下は元気でした。

貴方にはこの事実を、知ってもらいたいのです。

特別な工法、やたら太い柱、数十トンの鉄筋コンクリート
そんなものが無い時代の建物でも、手を加え愛していけば大丈夫なのです。

私は、日本の住宅が30年持たない理由は構造が主な理由ではないと考えています。
一番の理由は、経済状況がよくなってきて、建てかえる余裕があったということ。
2つ目は、自由が利かない間取りが主流になっていたこと。

私たちの親世代が、高度成長期に頑張ってきて、安定した給料体系(今はちょっと・・・ですが)や、住宅ローンと言うものを築いてきてくれたからこそ、今の私たちは、家を購入することが出来るのです。

しかし、今後はどうでしょうか?
私たちの子供が、収入が上がり続け、さらには退職金も豊富にもらえる職業に就けるでしょうか?

今後の家づくりは、使い続けるものを造ることが主となると私は考えています。

だから、タマゴグミとしてはトッピなものは造らない。 変わった工法は使わない。 屋根はシンプルに庇をつける。 間取りは将来的に変えられるような構造設計をする。

タマゴグミの家づくりの考えは
家は丈夫で長持ちが一番。
そして、使い続けたくなる素材で仕上げられていれば尚良い。

ただ、それだけです。






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