岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

忙しいふりが得意な私です

2011-08-18 | 日記

岐阜の現場で、地盤改良が始まりました。

地盤を筒状に掘り進み、セメントミルク(牛のじゃないですよ)と土がスラリー状になるように混ぜてつくる筒状の地盤改良です。

スラリー状というのは、簡単に言えばホットケーキのタネのような状態ですね。

私の監理の内容は、職人さんが持っている図面が最新で正しいかの確認。位置の確認。杭の頭の高さの支持、そして、数本施工するのを見ていて問題ないかの確認。ついでに、お隣とかに大量にホコリを散らさないかの確認です。

 

その後、岐阜の町屋タイプの家で電気屋さん設備屋さんとの打ち合わせ、 事務所でプレカット屋さんとの打ち合わせ、夕方はお客様と金融機関に。

 

と、書くと、むちゃくちゃ忙しそうに感じるようですね。今日もお客様から「むちゃくちゃ忙しそうですね」なんていわれてしまいました。恥ずかしい限りです。

実はそうでもないんですよ。

 

よ~く内容を見てください。地盤改良工事は見ているだけです。私が重機に乗っているわけじゃありません。

設備屋さん、電気屋さんとはもうすでに図面があり、その図面どおり行かないところを、現場で検討するだけです。 

プレカットの打ち合わせも先方が図面を作ってきていますし、内容をすべて説明されますので、それが間違っていないか、意匠を崩すことがないかをチェックするだけです。

そう、誰でもできるようなことしかしていません。もしちょっと違いがあるとしたら、家づくりの興味が人より高いことでしょう。

打ち合わせをしながら、仕上がりを予想して、改良点がないか検討したり、 業者さんに新しい工法や材料をしつこく聞き出し、「いくらでやってくれる??」といやらしく交渉したり、そんなことでしょうか。

 

貴方のことを、一度ブログにしてみてください。きっとすごい仕事量や打ち合わせの数になるはずです。そして思うはずです。  ああ、いては忙しくないって。

 


どこから入れたの?その材料

2011-08-17 | 日記

岐阜の街中で施工中の町屋タイプの家、外部ダイライト貼り終了です。この材料、長さ2メートル40センチ 幅90センチの材料なんです。

この現場は狭いところですので、どう考えても玄関からは入らない。南に大きな窓はあるけど、その前の道路は人だけが通れる道。

どうやって入れたんだろうと、聞いたら

「ここから」と 大工さんが指差したところは、高さ60センチ程度、幅1メートル50センチ程度の窓。そんな窓から100枚近くを搬入したそうです。すごいですね。

(写真で写っている右側の開口です)

実はその材料、余っています。そろそろ私が引き上げなくちゃいけないのですが、やっぱりその開口から出すしかないんだろうな。

 

今朝は、建てさせて頂いたお客様のところへ、コンセントの通す穴などを開けに行ってきました。お客様と一緒に引越ししてきたネコさんも慣れたようで、このように、階段を移動中。

「ガリガリ(爪とぎ)していますか?」と伺ったところ「まだなんです。けど、覚えると怖いです・・」とのこと。

床板の切れ端を沢山あげるから、柱や床ではガリガリしないでね、と伝えたかったのですが、イカンセ私はネコ語は苦手で・・・

 


水養生は長靴を履いて

2011-08-15 | 日記

今朝は、昨日に続き水養生に行ってきました。

えっ? 昨日の写真と同じだから使い回しだろうって? いえいえ、微妙に違うじゃないですか、ほら、水のたまり方が今日は早い。(って解らないですよね)

 

昨日、今日と水養生のときに裸足で作業をしていました。 絶対ダメです。 水養生をしたあとは、1センチ以上水溜りになっています。「なんか涼しげだな」と思って、素足で歩いてみたり、お子さんと水遊びをしたり、泳いだり、体を洗ったり(誰がするねん)してはだめです。

 

コンクリートはアルカリ性です。それが中にはいっている鉄筋の酸化(さびる)を防ぎます。結構強いアルカリですので、素足で触れると皮膚がただれます。ですので、水がたまっていても絶対に素足で入らないでください。

何であんたは素足で作業しているのって???  だって・・・暑いもん。 ←だからダメなんだ。

 

話は変わって、ホームページをちょっと更新しました。

こんな写真を使って、バルコニーの楽しみ方をちょっと書きました。よろしければどうぞ。

http://www.tamagogumi.jp

 


お盆はコンクリートの水まき

2011-08-14 | 日記

お盆は昨日打設したコンクリートの水まきです。

こんな感じで1時間ほど水をまき続けます。

前回から、基礎の一体打ちを採用していますので水がたまって調子いいです。ただ、真夏ですの水はすぐにコンクリートに吸収されたり、蒸発してしまったりで、結局朝一度まいて、その後長良でお客様と打ち合わせ、その後もう一度まきました。

 

白いコンクリートの上に、水をまくとしばらくは水をはじいて、そして徐々に水がしみこんで黒くなっていくのです。

なんか、そんな様子をボ~ッとしながら見ていると、 何もかも忘れられていいですよ。


フラット35Sの情報 続き

2011-08-11 | 日記

今日、フラット35Sの事前審査にお客様と一緒に行ってきました。そこで、いろいろお話を聞き勘違いしていたことがありましたので、ここで書いておきます。

 

フラット35S、10年間1%金利引き下げの受付は 9月30日で終わります。

その後は1%引き下げが0.3%引き下げで続きます。

 

フラット35S店舗でのぎりぎりでの申し込みは、9月27日ころまでです。本部に送る前に1日は必ず必要とのことです。

申し込み時には、確認申請書類、フラット35の審査書類は要りません。(これを私は勘違いしていました) 図面が決定しており、建築請負契約書があればOKです。

ただし、大幅変更をした場合は、本審査で落ちる場合があります。気をつけてください。

 

お盆すぎから駆け込み申し込みが多くなると思います。他社さんの片棒を担ぐつもりはありませんが、私個人の考えとして、図面が進んでいて、もうこれで行こうかとお考えの方は、そろそろ決断してください。

しかしここでお気をつけいただきたいことがあります。駆け込み申し込みとなりますので、場合によっては間に合わないことや、不備で受付してもらえないこと、はたまた、申し込み後に大きな変更を余儀なくされ、フラットが使えなくなる場合があることも考えておいて下さい。

つまり、一般銀行さんのローンを使用することになっても、無理のない支払いとなるような資金計画をたてることをお勧めします。

 

え~~タマゴグミとしてですが、今から申し込んでいただいた方に対しては残念ながら9月30日申し込みに間に合わせることはできません。 機動力が足りないんです。すみません。

 

さてさて、今日のおまけ

「町の片隅でみつけたもの」(勝手にコーナーを作りました)

もし、僕が このオープンカーであなたを迎えに行ったら、隣に乗ってくれますか??

 

カッコいいでしょ。これに初心者マークだったらもっとすごいと思うのに。

 

 

 

 


暑いのを2つ

2011-08-10 | 日記

暑いですね。暑いついですので、暑いのを2つ

 

まず、岐阜の町屋タイプの家です。

屋根工事中。写真を撮っている私の後ろでは、私の家のすぐ近くの板金屋さん ウメさんがすごい表情で作業をしています。

ちなみに板金屋根の監理の方法は、とにかく端部。端部の処理がうまく行っているか、そして疑問点があれば職人さんに、収め方の考えを聞き取ることが大切です。

 

もうひとつ暑いところを

瑞穂の家でJIOさんの鉄筋検査を受けています。

これまた暑いです。

 

鉄筋の検査で私が一番気をつけることは、かぶり厚さです。鉄筋は酸化するとさびます。それを防いでいるのが、コンクリート(アルカリ性)です。最近の雨は酸性が強くなり、コンクリートが雨に触れるとアルカリ性が中性化していきます。と言っても数年でなるわけではありません。

そんなわけで、かぶり厚さに気を使っています。

 

 


フラット35S 受付終了間近!

2011-08-08 | 日記

ほらほら、みんなでお客様をあせらせちゃいますよ。

「お得なフラット35Sの申し込みは9月30日までです。今すぐご契約いただけないと、使えなくなっちゃいます。さあさあ、はんこを!!!」

と攻められていませんか?(まあ、いまどきこんなにお客様を攻めたてる会社はありませんよね)

 

まず、フラット35Sが9月30日までに終了するのは確かです。10年間1%割引は大きな金額です。2000万円を35年間借りたとしたら205万3000円ほどの差が出ます。 35S適用のために、家のグレードアップに15万円使ったとしても、差額は190万円ほど。 私もできれば使っていただきたいと思い、ご希望の方にはスケジュールを早める予定です。

 

ただ、タマゴグミとしてはお客様と検討する期間を少なくとも2ヶ月以上ほしいので、今からのご依頼にはフラット35Sの適用は難しいです。

190万円の差は大きいです。ただ、それを確保するために、焦ってプランを決めてしまうのも危険です。

 

だからこんなふうに考えてはいかがでしょうか?

規格住宅、メーカーさんの住宅をお望みの方は、今すぐ契約をしてください。設計期間はあまりかかりませんのでまだ間に合います。私の予想では、ぎりぎりで契約を9月10日ころまでにすれば何とかなるんじゃないかと思います。(理想としては8月一杯)

設計事務所、デザイン性の強い工務店等に頼まれる方は、、、、、今からの依頼でははじめから使えないとあきらめてください。もし、間に合ったとしたらラッキーだと思ってください。

 

ちょっと調べてみました

フラット35Sに対抗してできたローン商品があります。私の知る限りですが、JAの応援プラン(だったと思います)ですと、通年1.5%金利引き下げする商品があります。そのためには、各支店で少しづつ違う条件をクリアしなくてはいけませんが、これは検討の価値があります。

昨日「フラット35S終わったらやめる??」と聞いてみたところ、今のところやめることはないみたいです。

 

(今日の現場)

瑞穂の家、鉄筋工事が始まりました。暑い中の鉄筋工事は大変なのです。鉄筋自体が熱を持ってしまって暑いのなんのって、体調だけは気をつけてやってもらわないと。

 

岐阜の町屋タイプの家に看板をつけました。この看板、JAROに訴えられてもおかしくない看板です。

ちょっと前にも書きましたが、「まどり」ってだいじなんですね。それは・・・・続きはホームページでとありますが、ホームページにはそんなことかいてない!! 

この看板を造った4年ほど前は書こうと思っていたのですが、、、実際はかけなかった。。

けど、捨てるのももったいないので、毎回使用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 


ソイルバック工法

2011-08-06 | 日記

瑞穂の家で、地盤改良工事が終了しました。

瑞穂地域の地盤は深い部分まで地盤が悪いのです。柱状改良(柱上にセメントを混ぜて地盤を改良する方法)も、摩擦力を期待した工法になるので、本数価格とも通常よりあがります。RC杭では地盤まで届かないし、PC杭は大げさで高いし・・・

そこで、今回採用した方法は「ソイルバック工法」というものです。

これは、土嚢を建物下に敷きつめる方法で、地震の揺れや液状化にも強い工法です。名古屋の中堅土木会社と組んで施工をしました。

 

昨日の夜は、私が幹事をしている交流会で 町の工務店ネット代表の小池一三さんに講演をしてもらいました。

日本人の感覚「涼しさ」という言葉を教えてもらいました。

冷たいとは、物理的に温度を下げること、冷房とかがそうです。涼しさとは、感覚、風鈴とかがそうです。

涼しさを感じる家づくりの重要性をひしひしと感じました。

 

講演のあと、2次会でしこたま飲んで、小池さんをホテルにお送りし、私は一人であるすし屋さんへ。最近名古屋に泊まるときはついつい行ってしまう店です。名古屋に詳しい人は知っていると思いますが、名駅近くで24時間営業、入り口は変な音楽が流れているところです。

お店の人の平均年齢をとると多分75歳くらいかと思うすごさ、その、非力な握力で握られる寿司は口の中ですばやく崩れ、見た目も独特ですが(そんなにひどくないですよ。)なぜかうまいのです。 興味のある方は一度いってみてください。価格は高くないですから。多分人件費が安いんだろうな。

 

今日の朝は、小池さんに当社のモデルハウス(自宅)と最近建てさせて頂いたお客様の家を見ていただきました。

良い評価をいただき一安心です。小池さんより細部のデザインや、考え方について頂いたアドバイスは今後に生かしていきたい内容でした。

小池さんがさとこさんに「自宅をモデルハウスにしているって、大変でしょ。」とねぎらいの言葉をかけてくださいました。さすがダンディおじさんです。

 

 


建前終了しました

2011-08-04 | 日記

建前が無事終了しました。

建前時に写真に収めたトンボクレーンは30分程度でしまわれてしまいました。

 

隣の家より1メートル近く低い家なのに同じ2階建てです。グッと天井高さをおさえています。

落ち着いた空間にするための天井高さです。

加納の街中に、「こんな家の造り方もあるんだ、と思ってもらえる家にしたいですね。