自民党が10%へ2段階引き上げに同意したようです。いよいよです。
5%といったら2000万円で100万円です。恐ろしい金額です。
今でも始まっているのですが、来年は本格的に駆け込みで家を建てられる方が多くなると予想します。そうなると、資材の高騰、職人さん不足などの現象がおき、混乱の中での家づくりとなるでしょう。
いま、具体的に計画をして間取りなどを行っている方は別として、今後家を計画される方にお伝えしたいことは、
あせらない、惑わされない、踊らされない でください。
建築は、小さな業種や小さな材料の集まりで出来ています。1つのもので、100万円をこすものは少なく、ひとつ数千円 数万円(数百円のものもたくさんあります)の固まりです。
急激に需要が増え、品不足となると簡単に10%は値上げするものが続出するでしょう。それは、お客様への請求に反映されたり、仕様の変更に反映されたりするでしょう。たとえばそれらで2%値上げしたとしましょう。2000万円の2%は40万円です。
さてさて、消費税アップ後 間違いなく家の建つ数はがた減りします。そうすると、資材は余り気味になり、職人さんも仕事が減ってきます。そうなると、価格は下がると予想されます。現時点での価格より2%値下げしたとしましょう。するとマイナス40万円。となると、駆け込みで家を建てても大きな徳はないと考えることも出来ます。
もっとぶっちゃけたことをお話しましょう。 私たち建築屋は お客様の財布の中身を知っています。消費税が上がったからといって、明日から税込み2000万円のものを2100万円で売ります! と言えないんです。 消費税が上がったら、自分の身を削り、協力業者さんにも協力してもらって以前の仕様で以前の価格に近いものを提供しようとします。(ただし、これはしばらくの特例となりますが)
ですので、あせらないでください。惑わされないでください。 今日はまずそのことをお伝えしたくて書きました。
さてさて、現場の様子です。
長良の新しい現場では、基礎コンクリートうちを行いました。立ち上がりとベース部分を一体でうちますので、まずこのように立ち上がり部分を先に打ちます。その後、ベース部分を打ちます。
この段階で私は、生コンの配合表を確認し、ボルト位置の最終チェックを行います。
さてその後は、各務原の現場へ
タマゴグミの透湿防水シートは銀色です。これは、壁からの熱をはじくためアルミを溶着したシートを利用しているからです。先ほど建築は単価の安い材料で出来ているといいましたが、このシート結構高いです。請求書が来るとちょっとため息が出ます。
今日は、窓周りの防水テープの状況を確認しさらに貼増しを行いました。 窓周りや屋根と壁との境からの漏水事故が多いので、その部分は自分の目で確かめます。 「すごい!」と思いますか? いえいえ、ケチなだけです。後から雨漏りがおきて直すとなるとすごい費用がかかります。ならば、今ひと手間かけて対策しておいたほうが経済的と考えています。 結構打算的なんです(と、本性をバラす)
その後は、各務原の現場にキャンプ用テーブルと椅子、パソコンを持ち込んで収まりの検討を行いました。
通常事務所で行うのですが、昨日聞いたラジオで「ノマドワーカー」が取り上げられていて カッコいいじゃん と感じやってっみました。
効果は・・・まあ、これからですね。
こんな感じで現場は進んでいっています。