「北九州市立いのちのたび博物館」を出てスペースワールド駅から小倉方面に戻ります。
出る時に外を見てみると大雨が降ってる!Σ( ̄口 ̄;;
ええ~っ、出張に来る前に天気予報を見て雨じゃなかったから傘なんて持ってきてないよ…。
仕方がないのでミュージアムショップにあったビニール傘を購入。
店員さんにも「今日は雨の予報じゃなかったんですけどねぇ。」と言われちゃいました。
そうですよねーっ!(怒)
JRに乗って小倉駅まで行かず、1つ手前の西小倉駅で下車。
そこから徒歩10分ほどで到着したのが、次の目的地「北九州市平和のまちミュージアム」。
ここは、市民の戦争体験や戦時下の暮らしを物語る日用品等を展示し、戦争の悲惨や平和の大切さ、
命の尊さを考えるきっかけづくりを目的とした博物館になっています。
平日で雨というのもあってか、入場者は私だけ。(^^;
館内は動画以外は全て撮影可能となってました。
5つのゾーンに分かれていて、順番に周っていきましょう。
まずは、ゾーン1の「戦前の北九州」。活気のあった市民の暮らしが紹介されています。
続いてゾーン2「戦争と市民の暮らし」。
ひときわ目を引くオブジェは「風船爆弾」。
気球に爆弾を搭載した爆撃兵器で、全部じゃないだろうけどこんなのがアメリカまで届くってすごいなぁ。
他には戦時中の市民の暮らしがジオラマ等で紹介されていて、招集や婦人会の様子については、
当時を知っている人の話が映像で見られます。
映像に出てきた「千人針」(中央写真の帽子)は、出征する兵士の武運を祈念して家族や関係者が
女性たちに頼んでひと針ずつ縫ってもらうもの。
金属製品が供出されて金属が不足したため、陶器製になった日用品(中央下)が興味深かったです。
ゾーン3「広がる戦争と空襲」。
空襲の様子が紹介されていて、焼夷弾の実物大の複製の展示が。
ここで「360度シアター」があったので入ってみました。
昭和20年8月8日の八幡大空襲が、15分おきにアニメで紹介されています。
ゾーン4「終戦の混乱と戦後復興」とゾーン5「エピローグ」。
8月9日に投下された長崎の原子爆弾。
さっき見たシアターでも説明がありましたが、最初は軍事兵器工場がある小倉がターゲットだったけど、
前日の大空襲の煙で目的地が目視できなかったため、第2のターゲットであった長崎に変更されたんだそうで、全然知らなかったなぁ。
展示されていた戦後に配られた「食料配給切符」(右上)は、初めて実物を見ました。
旧日本軍の兵器工場の跡地に建てられたコチラの博物館。
「長崎原爆資料館」は行ったことがあるけど、広島のはまだないのでいつか行ってみたいなぁ。
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