皆様いかがお過ごしでしょうか?
いまだ梅雨でありますが明けたら
爽やかな青空、心地よい風、照り付ける太陽、入道雲、甲子園
夏が始まります✧٩(ˊωˋ*)و✧
夏になるに伴い、予め気を付けたい夏の病気を記しておこうと思いました。
よろしければお付き合いくださいませ(_ _)
●免疫が落ちている時に注意!●
【食中毒】
高温多湿となる夏場は、細菌性食中毒が発生しやすい!
昨年の食中毒の病原菌別時件数では、アニサキス(寄生虫)
カンピロバクター(細菌)、ノロウィルスが多く、その他、ウェルシュ菌
腸管出血性大腸菌も多く報告されています。
《食中毒予防の3原則》
① つけない!(手洗い、調理器具の洗浄)
② 増やさない!(適切な保存方法、冷凍、冷蔵)
③ やっつける!(加熱や冷却など)
食中毒に関しては夏場を越えた秋口の方が要注意ですが
暑い中、出しっぱなしにされた飲食物を口にしてしまったり
匂いがするものでもちょっとくらい大丈夫の精神が危険だったりします。
【夏風邪(感染症)】
夏かぜは腹痛や下痢など胃腸症状が出やすいのが特徴です。
夏に流行しやすい感染症には以下
コクサッキ-ウイルスによるヘルパンギーナ(高熱とのどの奥に水疱ができる)、
コクサッキ‐ウイルス等による手足口病(手や足の裏、口に水疱ができる)、
アデノウイルスによる咽頭結膜熱(目が赤くなる、高熱、のどの痛み、下痢)
があり、主に子供に多く発症しますが、免疫力の落ちている大人がかかることもあります。
●生活習慣にご注意を!!●
【熱中症】
5月から急増し、7月、8月にピーク!ただし、初夏や残暑も急激な気温上昇時は注意が必要。
●こんな症状に注意
頭痛、めまい、吐き気、筋肉痛、けいれん
初期症状に気づいたら早めに涼しい場所へ移動し休養しましょう。
重症化すると意識障害を生じ、大変危険です。
●救急車要請のタイミング
自力で水分を取れない、意識が混濁している⇒迷わず119番!
休養しても改善しない場合も受診しましょう。
◎予防
①当日の熱中予報をテレビなどでチェック!
②作業前に体調をチェックする。風邪気味、寝不足、二日酔いなど体調が思わしくない場合は、
無理をせず炎天下での作業は控えたり、休憩を多めにとること
※特に、一人で屋外作業する時は絶対に無理をしない!
③炎天下での作業時は、30分毎にコップ1杯分(150ml~200ml)の水分を取る
④塩分もとる・・・塩飴、梅干しなど
⑤風通しがよく、乾きやすい素材の服装をする
【尿路結石 痛風】
夏はビールがおいしい季節です!
が、
ビールやお酒では水分補給はできません。
利尿作用があるため脱水になりやすくなります。
脱水になると、「尿路結石(腰や背中の痛み、排尿時痛)」が起きやすくなります。
また、ビールやお肉、魚卵、カニなど「プリン体」を多く含む食品をとりすぎると、
足の親指の付け根などが腫れて痛む、「痛風発作」が起きることがあります。
普段から健診で「尿酸」の項目が高値の方は要注意です。
お酒を飲むときも、水分をしっかりとり、
枝豆や豆腐など野菜も一緒にバランスよく食べましょう。
【夏バテ】
日本の高温多湿の夏は、身体に負担がかかりやすいといわれます。
また、暑いからと必要以上にエアコンを効かせてしまうのも
体調変化をきたしやすくなります。
(エアコン温度は28度くらいがベストです。)
夏の暑さで体力を消耗し、倦怠感、食欲不振などの
体調不良が出ることを「夏バテ」といいます。
◎対策
①十分な休養:睡眠をしっかりとる。
就寝時の温度は28℃に設定し直接冷風にあたらないようにする。
②適度な運動:日中の暑い時間帯を避けて体を動かし、体力をアップ。
日ごろから汗をかく軽い運動をすることは、熱中症予防にもなる
③規則正しい食事:3食バランスよく。また、暑いからと冷たいものばかり取りすぎていると、
体の冷えやむくみがおきやすくなります。
④お風呂に入る:冷房で体が冷える場合は、シャワーだけでなく湯船につかりましょう。
◎おすすめの食事
タンパク質、ビタミンB1、ミネラルを含むものが疲労回復、夏バテ予防に良いと言われます
例)豚肉、枝豆、ウナギ、雑穀米、きなこ
以上です。
ウィルス感染など、避けられないものはありますが
・毎日天気予報をチェック。
・暑い時間帯(14時くらい)は屋外を出歩かない。
・水分をこまめにとる。(アルコールは水分でない。)
・三食決まった時間にバランスのいいもの。
・質のいい睡眠。
を心がけて健やかにお過ごしくださいませ。
皆様のお越しを今日もお待ちしております^^