2015年になってからもう5日が経ち、今日から仕事始めって会社員のため息が聞こえてきそうな日に、今更紅白ネタはどうかと思うのだが・・・。リアルタイムでtwitterでつぶやいたんだから、わざわざ今更ブログに書くのも気が引けるが今回は別ネタも。
松田聖子が大トリのプレッシャーか、気合いが気負いになってしまって全然声が出なかった。焦れば焦る程声が出ない。焦りがひしひしと画面から伝わってきてしんどいまま後味悪く幕を閉じた2014年の紅白。
今回は往年のアイドルの限界を見せつけられた気がした。
同じく80年代のアイドル中森明菜。久々にメディアに登場するってことも話題になった。で、中継。く・暗い。元々はっきり滑舌よくMCする人じゃないけど、最初は何言ってるか聞き取れない程。多分音声さん必死にマイクVo.あげたんだろうな。で、新曲を歌った。リアルタイムで多分聴いた人は多分「明菜復活は嬉しいけど、正直この曲全然良さがわからない」じゃないかな。少なくとも俺はそう思った。これは売れそうにない曲だ。まぁ使い捨ての売れる曲を歌ったり作る必要も無いんだけどね。ちょっと期待はずれ。往年のヒット曲、「ミ・アモーレ」や「サンドベージュ」なんかに通じる壮大な曲なんだろうけどさ。「十戒」や「DESIRE」のようなノリの曲の方が明菜には似合うと思うのだが・・・、病的なイメージが余計強調されてしんどい・・・って印象。
そして薬師丸ひろ子もダメだったな。「WOMAN~Wの悲劇より」はかなり好きな曲なんで期待してしまったせいもあるのだが、まったく歌い切れてなかった。やはり緊張してたのか?作曲者のユーミン(呉田軽穂名義だが)の旦那、松任谷正隆がピアノ伴奏してたが、全盛期にはほど遠い。まぁもともと役者なんで、上手い歌手ではないんだからそんなに気負わなくてもってくらい。
美輪明宏さんも今回はダメだったな。2012年の「ヨトマイケの唄」は圧巻だった。今回の「愛の賛歌」はダメでしょ。ただの音程の採れないつぶやくように歌うおじさん。越路吹雪やショーケンの愛の賛歌を知ってる人には耐えられないくらい。かなりキツかった。
逆に良かったのは天童よしみ。やしきたかじんの「やっぱ好きやねん」を見事に歌い上げた。上手い上に迫力満点、聴きごたえ充分。やはり大阪弁の歌詞の唄は大阪の歌手しかダメだな。
NHK朝の連続ドラマ「マッサン」は、個人的にニッカよりサントリー派なんで観ていないのだが、中島みゆきの歌う主題歌「麦の唄」は圧巻だった。
話は横道にそれるが、今回この曲をダウンロードで手軽に手に入れようとiTuneにアクセス。ダウンロードする前に視聴した。あれ?B面の曲もなんか聞き覚えのある曲だ。「泣いてもいいんだよ」。どこで聞いたんだろう?
聞いた事あるはずだ。北川景子主演の映画「悪夢ちゃん The 夢ovie」の主題歌で、ももいろクローバーZに提供した曲ね。全然アレンジが違うから(歌い方も)気づかなかった。
調べてみると「たんこぶちん」ってガールスバンドも歌ってた。便利な世の中ね。今度はYoutubeで観てみたらありゃま、こっちの方がももくろよりかっこいい。演奏は決して上手くはないんだが、楽器の音がかなりクール。調べたらやはりYAMAHAの関連アーティスト。中島みゆきオリジナルバージョンにはコーラスで参加してるらしい。このバンドでのシングルは発売されてないみたいだ。残念。
ちなみに中島みゆきのアルバム「問題集」に「麦の唄」は収録されてるが「泣いてもいいんだよ」はシングル盤のC/Wにしか収録されてない。
話を元に戻す。
HKT48、NMB48、SKE48そしてAKB48。それぞれ悪くはなかったがSKE48やNMB48は初出場の時の方が圧巻だったな。AKB48の「心のプラカード」って曲はいまいちパッとしない曲だがまぁAKBらしい曲だし、まゆゆセンター曲だから良かったね。2014年もミリオン曲多数あるのに今年も「恋するフォーチュンクッキー」を歌わされたら嫌だものね。その点、ゴールデンボンバーには同情する。ジュピターしか歌わせてもらえない平原綾香みたいなもんだ。
2013年の紅白で大島優子が卒業を発表するっていう顰蹙な行為をしてしまったAKB48。サブちゃんとHIROの花道を台無しにしてしまったくらいだから、今回の2014年の紅白でも、こじはるがプラカードで卒業発表するんじゃなかって結構ドキドキして観てしまった。
AKB48の2014年の楽曲では個人的には「希望的リフレイン」の方が好き。ダンスも衣装もいい。PVも印象的。歴代センター、卒業OBも登場して次世代にバトン(マイク)を繋いでいく。AKB4810年目の決意みたいで凄く良い。世間では色々言われてるが、このグループは2015年更に進化しそう。帯のキャッチコピーや内容も意味深だ。
DVDに同時収録されている「こじ坂46」の「風の螺旋」がいい。珠理奈がデビューした「大声ダイヤモンド」に通じる内容。こうしてみると小嶋陽菜って普段は不思議ちゃんキャラだけど、他のペーペーのメンバーとは別格な貫禄があるなって再認識。ほんとに卒業しちゃうのかな?
ジャニーズは年末恒例のカウントダウンライブを蔑ろにして迄NHKに協力して今回かなり出場してた。中でも司会もした嵐はさすが。MCも慣れたものって感じ。トリのメドレーから「GUTS」は圧巻だった。さすが紅白って感じ。聖子がプレッシャー感じて自滅したのもわかるくらいのいいステージ。今回の「歌おう、みんなで」って主旨にも沿ってた。みんなで歌いやすい曲だもの。
そう考えると長渕や明菜が歌った新曲って、完全に主旨からずれてる。でも誰もそこをつっこま無いね。不思議。
テーマなんて無理矢理こじつけの様に付けなくていいんじゃないか?アナ雪や妖怪ウォッチの人気に便乗したんだろうが、今はみんなが歌詞迄覚えてる曲って少ないもの。90年代迄なら誰もが歌える曲って多いけどね。それじゃ懐メロ大会だ。
紅白歌合戦は歌合戦なんだからテーマとかじゃなくて合戦形式を特化すればいいと思う。今はデジタル放送なんだから、毎回白組と赤組が歌う度にdボタンで投票するの。それぞれの対戦で結果が出たら視聴者も参加できるし緊迫すると思うんだけどな。更に最後は綜合で会場を交えた投票。審査員の票はかなりウェイト強くしてもいい。
勿論、年末のお祭り要素は残していいんだけど、こうすればもっと視聴者も参加してる感あるし、本来の「歌合戦」ってノリになるような気がする。
松田聖子が大トリのプレッシャーか、気合いが気負いになってしまって全然声が出なかった。焦れば焦る程声が出ない。焦りがひしひしと画面から伝わってきてしんどいまま後味悪く幕を閉じた2014年の紅白。
今回は往年のアイドルの限界を見せつけられた気がした。
同じく80年代のアイドル中森明菜。久々にメディアに登場するってことも話題になった。で、中継。く・暗い。元々はっきり滑舌よくMCする人じゃないけど、最初は何言ってるか聞き取れない程。多分音声さん必死にマイクVo.あげたんだろうな。で、新曲を歌った。リアルタイムで多分聴いた人は多分「明菜復活は嬉しいけど、正直この曲全然良さがわからない」じゃないかな。少なくとも俺はそう思った。これは売れそうにない曲だ。まぁ使い捨ての売れる曲を歌ったり作る必要も無いんだけどね。ちょっと期待はずれ。往年のヒット曲、「ミ・アモーレ」や「サンドベージュ」なんかに通じる壮大な曲なんだろうけどさ。「十戒」や「DESIRE」のようなノリの曲の方が明菜には似合うと思うのだが・・・、病的なイメージが余計強調されてしんどい・・・って印象。
そして薬師丸ひろ子もダメだったな。「WOMAN~Wの悲劇より」はかなり好きな曲なんで期待してしまったせいもあるのだが、まったく歌い切れてなかった。やはり緊張してたのか?作曲者のユーミン(呉田軽穂名義だが)の旦那、松任谷正隆がピアノ伴奏してたが、全盛期にはほど遠い。まぁもともと役者なんで、上手い歌手ではないんだからそんなに気負わなくてもってくらい。
美輪明宏さんも今回はダメだったな。2012年の「ヨトマイケの唄」は圧巻だった。今回の「愛の賛歌」はダメでしょ。ただの音程の採れないつぶやくように歌うおじさん。越路吹雪やショーケンの愛の賛歌を知ってる人には耐えられないくらい。かなりキツかった。
逆に良かったのは天童よしみ。やしきたかじんの「やっぱ好きやねん」を見事に歌い上げた。上手い上に迫力満点、聴きごたえ充分。やはり大阪弁の歌詞の唄は大阪の歌手しかダメだな。
NHK朝の連続ドラマ「マッサン」は、個人的にニッカよりサントリー派なんで観ていないのだが、中島みゆきの歌う主題歌「麦の唄」は圧巻だった。
話は横道にそれるが、今回この曲をダウンロードで手軽に手に入れようとiTuneにアクセス。ダウンロードする前に視聴した。あれ?B面の曲もなんか聞き覚えのある曲だ。「泣いてもいいんだよ」。どこで聞いたんだろう?
聞いた事あるはずだ。北川景子主演の映画「悪夢ちゃん The 夢ovie」の主題歌で、ももいろクローバーZに提供した曲ね。全然アレンジが違うから(歌い方も)気づかなかった。
調べてみると「たんこぶちん」ってガールスバンドも歌ってた。便利な世の中ね。今度はYoutubeで観てみたらありゃま、こっちの方がももくろよりかっこいい。演奏は決して上手くはないんだが、楽器の音がかなりクール。調べたらやはりYAMAHAの関連アーティスト。中島みゆきオリジナルバージョンにはコーラスで参加してるらしい。このバンドでのシングルは発売されてないみたいだ。残念。
ちなみに中島みゆきのアルバム「問題集」に「麦の唄」は収録されてるが「泣いてもいいんだよ」はシングル盤のC/Wにしか収録されてない。
話を元に戻す。
HKT48、NMB48、SKE48そしてAKB48。それぞれ悪くはなかったがSKE48やNMB48は初出場の時の方が圧巻だったな。AKB48の「心のプラカード」って曲はいまいちパッとしない曲だがまぁAKBらしい曲だし、まゆゆセンター曲だから良かったね。2014年もミリオン曲多数あるのに今年も「恋するフォーチュンクッキー」を歌わされたら嫌だものね。その点、ゴールデンボンバーには同情する。ジュピターしか歌わせてもらえない平原綾香みたいなもんだ。
2013年の紅白で大島優子が卒業を発表するっていう顰蹙な行為をしてしまったAKB48。サブちゃんとHIROの花道を台無しにしてしまったくらいだから、今回の2014年の紅白でも、こじはるがプラカードで卒業発表するんじゃなかって結構ドキドキして観てしまった。
AKB48の2014年の楽曲では個人的には「希望的リフレイン」の方が好き。ダンスも衣装もいい。PVも印象的。歴代センター、卒業OBも登場して次世代にバトン(マイク)を繋いでいく。AKB4810年目の決意みたいで凄く良い。世間では色々言われてるが、このグループは2015年更に進化しそう。帯のキャッチコピーや内容も意味深だ。
DVDに同時収録されている「こじ坂46」の「風の螺旋」がいい。珠理奈がデビューした「大声ダイヤモンド」に通じる内容。こうしてみると小嶋陽菜って普段は不思議ちゃんキャラだけど、他のペーペーのメンバーとは別格な貫禄があるなって再認識。ほんとに卒業しちゃうのかな?
ジャニーズは年末恒例のカウントダウンライブを蔑ろにして迄NHKに協力して今回かなり出場してた。中でも司会もした嵐はさすが。MCも慣れたものって感じ。トリのメドレーから「GUTS」は圧巻だった。さすが紅白って感じ。聖子がプレッシャー感じて自滅したのもわかるくらいのいいステージ。今回の「歌おう、みんなで」って主旨にも沿ってた。みんなで歌いやすい曲だもの。
そう考えると長渕や明菜が歌った新曲って、完全に主旨からずれてる。でも誰もそこをつっこま無いね。不思議。
テーマなんて無理矢理こじつけの様に付けなくていいんじゃないか?アナ雪や妖怪ウォッチの人気に便乗したんだろうが、今はみんなが歌詞迄覚えてる曲って少ないもの。90年代迄なら誰もが歌える曲って多いけどね。それじゃ懐メロ大会だ。
紅白歌合戦は歌合戦なんだからテーマとかじゃなくて合戦形式を特化すればいいと思う。今はデジタル放送なんだから、毎回白組と赤組が歌う度にdボタンで投票するの。それぞれの対戦で結果が出たら視聴者も参加できるし緊迫すると思うんだけどな。更に最後は綜合で会場を交えた投票。審査員の票はかなりウェイト強くしてもいい。
勿論、年末のお祭り要素は残していいんだけど、こうすればもっと視聴者も参加してる感あるし、本来の「歌合戦」ってノリになるような気がする。