グルメ漫画ってジャンルがある。
コンビニで編集版がよく売られてて、カップラーメンすすりながら読むと美味しさが増す。それがグルメ漫画。
大きく分けると8パターン
1,料理人が主人公の漫画(シェフ、大使閣下の料理人、包丁人味平、きららの寿司等)
2,料理店を舞台にした漫画(味いちもんめ、おせん、最後のレストラン、深夜食堂、蒼太の包丁等)
3,お店で美味しいものを食べたりする漫画(酒のほそ道、孤独のグルメ、たべるだけ、いつかティファニーで朝食を、ワカコ酒等)
4,簡単レシピ等を掲載した漫画(釣り船御前丸、美味い話にゃ肴あり、クッキングパパ等)
5,食にまつわる蘊蓄を交えた漫画(美味しんぼ、魚河岸三代目、江戸前の旬、めしばな刑事タチバナ等)
6,料理対決する漫画(ミスター味っ子、鉄鍋のジャン、フードファイター、食戟のソーマ等)
7,一つのジャンルに特化した漫画(華中華、らーめん発見伝、そばもん、駅弁ひとり旅、給食“秘”グルメ等)
8,日々の食生活を描いたエッセイ風漫画(お取り寄せ王子飯田好美、花のズボラ飯、忘却のサチコ、くーねるマルタ他)
まぁいろんなグルメコミックがあるもんだ。(持ってるグルメ漫画はフォトチャンネルにUPしたから参照してね)
美味しんぼ/唐沢寿明 孤独のグルメ/松重豊 深夜食堂/小林薫 信長のシェフ/玉森裕太 味いちもんめ/中居正広 等ドラマ化されたりしたりする漫画もあるけど殆どはマイナーだ。上記は大手出版社の週刊誌・月刊誌に連載され単行本化もされてる漫画だが、下手すりゃ単行本化なんかされなくてコンビニ版でしか出てない漫画も多い。(更にいろんな作者の短編を集めてコンビニ版で販売される本にしか載ってないものもある)。
そんなマイナーな食漫画(グルメコミック)が多い中でも、異色を放つカルトな漫画が遂に単行本化された。
その名も「ドカコック」。
建築現場でチカラメシを作り現場を成功に導く伝説の流れ者。土方の料理人でドカコックって安易なネーミング。
しかし内容はメッチャ面白い。主人公が調理してる技法を周りの肉体労働者達が全て建築や土木作業の用語に置き換えて熱く語る。
例えば食材をつぶす行為はマッシュ/上下層路盤、ソース投入は表面基層/アスファルトといった具合に表現。撹拌してるのを見て周りの土方が「この動きはまるでスタビライザーだ」とか、みじん切りのリズムを「これはランマーのリズムや!」とかね。「このリズムはドカのソウルミュージック」だって言葉さえ飛び出す。
他にも胡麻を擦るすりこぎの回転を見て「オーガスクリューだ!」。おタマでかき混ぜる動きを見て「ドカの魂、スコップの動きだ!」とか「あれは油圧ショベルや!」。大量の水菜を切り分けるリズムに対し「バイブロハンマー?」「油圧ハンマー?」「いや違う、これはモンケンや!」って熱く騒ぐ。土木作業や建築現場で働いた事のある人にしかまったく面白さが伝わらない専門用語満載のカルトなグルメ漫画。
勿論飯の量はドカ盛り。ガッツり喰う。肉体労働者のエネルギーは飯だ。
「オーガニックがぁ~」とか「ヘルシー」とか「ダイエット」、「オッシャレーなスウィーツがぁ」などいう奴らは読んでも面白くもなんともないはず。HANAKOやMeets、あまから手帖等を読んでる人は読まなくて宜しい。絶対わからないから。danchuの読者でギリギリOKか?軽トラの中で昼飯を食ったり、「ワークマン」「たまゆら」等で服を買う人、コーナンの資材館に行く人ならわかる漫画。
しかし単行本になったのはいいが、知ってる人は少なく、内容の面白さがわかる人は更に少ないこの漫画。売れる見込みはあるのか?大丈夫か?一迅社。間違っても重版しないとは思うが、是非、竹野内豊やあたりの大物俳優を使って深夜ドラマ化して欲しいな。
コンビニで編集版がよく売られてて、カップラーメンすすりながら読むと美味しさが増す。それがグルメ漫画。
大きく分けると8パターン
1,料理人が主人公の漫画(シェフ、大使閣下の料理人、包丁人味平、きららの寿司等)
2,料理店を舞台にした漫画(味いちもんめ、おせん、最後のレストラン、深夜食堂、蒼太の包丁等)
3,お店で美味しいものを食べたりする漫画(酒のほそ道、孤独のグルメ、たべるだけ、いつかティファニーで朝食を、ワカコ酒等)
4,簡単レシピ等を掲載した漫画(釣り船御前丸、美味い話にゃ肴あり、クッキングパパ等)
5,食にまつわる蘊蓄を交えた漫画(美味しんぼ、魚河岸三代目、江戸前の旬、めしばな刑事タチバナ等)
6,料理対決する漫画(ミスター味っ子、鉄鍋のジャン、フードファイター、食戟のソーマ等)
7,一つのジャンルに特化した漫画(華中華、らーめん発見伝、そばもん、駅弁ひとり旅、給食“秘”グルメ等)
8,日々の食生活を描いたエッセイ風漫画(お取り寄せ王子飯田好美、花のズボラ飯、忘却のサチコ、くーねるマルタ他)
まぁいろんなグルメコミックがあるもんだ。(持ってるグルメ漫画はフォトチャンネルにUPしたから参照してね)
美味しんぼ/唐沢寿明 孤独のグルメ/松重豊 深夜食堂/小林薫 信長のシェフ/玉森裕太 味いちもんめ/中居正広 等ドラマ化されたりしたりする漫画もあるけど殆どはマイナーだ。上記は大手出版社の週刊誌・月刊誌に連載され単行本化もされてる漫画だが、下手すりゃ単行本化なんかされなくてコンビニ版でしか出てない漫画も多い。(更にいろんな作者の短編を集めてコンビニ版で販売される本にしか載ってないものもある)。
そんなマイナーな食漫画(グルメコミック)が多い中でも、異色を放つカルトな漫画が遂に単行本化された。
その名も「ドカコック」。
建築現場でチカラメシを作り現場を成功に導く伝説の流れ者。土方の料理人でドカコックって安易なネーミング。
しかし内容はメッチャ面白い。主人公が調理してる技法を周りの肉体労働者達が全て建築や土木作業の用語に置き換えて熱く語る。
例えば食材をつぶす行為はマッシュ/上下層路盤、ソース投入は表面基層/アスファルトといった具合に表現。撹拌してるのを見て周りの土方が「この動きはまるでスタビライザーだ」とか、みじん切りのリズムを「これはランマーのリズムや!」とかね。「このリズムはドカのソウルミュージック」だって言葉さえ飛び出す。
他にも胡麻を擦るすりこぎの回転を見て「オーガスクリューだ!」。おタマでかき混ぜる動きを見て「ドカの魂、スコップの動きだ!」とか「あれは油圧ショベルや!」。大量の水菜を切り分けるリズムに対し「バイブロハンマー?」「油圧ハンマー?」「いや違う、これはモンケンや!」って熱く騒ぐ。土木作業や建築現場で働いた事のある人にしかまったく面白さが伝わらない専門用語満載のカルトなグルメ漫画。
勿論飯の量はドカ盛り。ガッツり喰う。肉体労働者のエネルギーは飯だ。
「オーガニックがぁ~」とか「ヘルシー」とか「ダイエット」、「オッシャレーなスウィーツがぁ」などいう奴らは読んでも面白くもなんともないはず。HANAKOやMeets、あまから手帖等を読んでる人は読まなくて宜しい。絶対わからないから。danchuの読者でギリギリOKか?軽トラの中で昼飯を食ったり、「ワークマン」「たまゆら」等で服を買う人、コーナンの資材館に行く人ならわかる漫画。
しかし単行本になったのはいいが、知ってる人は少なく、内容の面白さがわかる人は更に少ないこの漫画。売れる見込みはあるのか?大丈夫か?一迅社。間違っても重版しないとは思うが、是非、竹野内豊やあたりの大物俳優を使って深夜ドラマ化して欲しいな。