唐墨 からすみのパスタ

お雑煮、おせち、数の子、酒って正月定番の食生活もそろそろ普通に戻そう。
正月早々カレーを食ったりする人の気持ちはわからないが（「おせちもいいけどカレーもね」のあの宣伝は危険だ）、4日も同じもん食ってりゃそろそろ違うもんが食いたくなる。

で、いきなり唐墨である。ぼらの卵巣を加工したもの。日本三大珍味と呼ばれる。買うとべらぼうに高い。って言うか普段スーパーでは売ってない。「このわた」等と並ぶ日本の三台珍味の一つ。
正月に散々数の子を食べたのに、何故ここでまたもや魚卵？大丈夫かコレステロール。

そういや年末は明太子（スケソウダラの卵）で御飯食ってたりしたのだから、魚卵リレーだな。
あれ？その前は筋子（鱒の卵）とイクラ（鮭の卵）だった。冬は魚の卵巣ばかり食べてる気がする。（フグや鱈の白子も食べてるが）

話は戻るがお年賀でいただいた唐墨。台湾産だが別に国産にこだわってる訳じゃないので全然OK。（国産は高過ぎるよ。鯔ぼらってそんなに採れなくなってるか？）
解凍をじっくりして食べ頃になったからすみをそのまま軽く炙って酒のアテってのもいい。
でも、今回はパスタの気分。
一度贅沢に使ってパスタと絡めてみたかったのよね。
これを店で食べたら一体幾らになるのか、考えただけでも恐ろしいくらいの量を、茹で上がったパスタに絡める。

うーん美味なり。